日本3-0エジプト 名将認定、ごめんねセキさん

 五輪メンバーが決まった後、親善試合ニュージーランド戦以前に書いた「現時点でのロンドンオリンピック予想 」に、
 グループリーグを抜けてベスト8なら御の字。ベスト4以上なら関塚監督は名将認定。ごめんね岡ちゃんならぬ、ごめんねセキさん、ということになる。
と書いた。今回の表題は自分にけじめをつけたものだ。
 私の関塚監督評はこちら。このブログは、ネット上の様々な意見の中では関塚監督を高く評価してきたほうだと思っている。その私にしても、日本がこれだけ優れた内容でベスト4に来るなどと考えたことは無かった。

 日本は序盤から積極的にプレスをかけた。早い時間に点が取れればいい、と思っていたらモロッコ戦同様、清武―永井ルートで永井が飛び出した。エジプトゴールキーパーとディフェンダーが交錯して、永井が無人のゴールに流し込んだ。幸先よく日本先制。
 ただ、この時後ろから追いかけてきたエジプトディフェンダーがぶつかってきて、永井が足を打撲。重い怪我ではなかったらしいが、全力では追えないということで学に交代した。
 この後、日本はエジプトに圧迫された。全力プレスが90分続くことはないし、突然入ることになった学が永井と同じように前から追うのも難しかっただろうし、エジプトはもちろん取られた点を返さなければならない。この時間帯が日本は一番厳しかった。 しかしトゥーロン国際でエジプトと戦った頃の日本ではなかった。吉田・鈴木・螢は安定していて、押し込まれても危険な場面はなかなか作らせなかった。
 きっちり守っていれば隙が出来る。東のパスを受けて学が裏に抜けた。サード・サミルがたまらず後方タックル。レッドカード。これが前半41分。
 勝負としては、ここでほぼ決まった。

 ひとり減ったエジプトは日本以上に走らなければならず、先に消耗し日本が圧迫していく。清武フリーキックに吉田ヘッドで二点目。足を痛めた選手が出てエジプトは9人に。扇原―大津ヘッドで3点目。終わってみれば完勝。
 出場選手は途中痛めた永井・東を含め、それぞれに活躍した。トゥーロン国際エジプト戦二得点の宇佐美も、短い出場時間の間に見事なドリブルを見せた。

 プレスの連動性、ブロックの統率。関塚監督は短い時間で見事な組織を作り上げた。そして一人一人がそれぞれに特長をよく発揮している。フィジカル・メンタルコントロールも素晴らしい。名将と呼ぶにふさわしい。

 次はメキシコ。親善試合で勝ったが、この日本代表にOAが入ってから、日本が唯一失点した強敵である。
 そう言えば日本代表の身内関連を除けば、日本がスペインに勝つと予想したのは、その日本から得点したメキシコのフォワード、ファビアンだけだった気がする。メキシコ恐るべし。

"日本3-0エジプト 名将認定、ごめんねセキさん" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント