木曜映画サイト 「マンマ・ミーア!」 メリル・ストリープとABBA

 1980年代の後半頃と思うが、私以上に映画好きな友人が、
「メリル・ストリープの映画ばかり見てた気がしねえか?」
と言ったことがある。
 メリルストリープが映画デビューしたのは1977年(ジュリア)。それ以降、1980年代の前半あたりまで、印象的で話題になった映画というとメリル・ストリープ出演作品が多かったのである。

1978 ディア・ハンター
1979 クレイマー、クレイマー
1982 ソフィーの選択
1985 愛と哀しみの果て

 私の観たものでもこれだけあって、他に「フランス軍中尉の女(1981)」「シルクウッド(1983)」「恋におちて(1984)」もある。これだけ一人の女優を観ていたら、メリル・ストリープばかり、という感想が出ても仕方がない。実際、私も、彼女はもういいです、という気になっていた。
 そこでしばらく私はメリル・ストリープを無意識的に避けてきたようなところがある。ようやく最近になり、テレビで「プラダを着た悪魔」を観た。メリル・ストリープ解禁であった。

「マンマ・ミーア!」は2008年作品。「クレイマー、クレイマー」では5歳の息子の母役だった彼女が、「マンマ・ミーア!」では娘を嫁に出すシングルマザー役だ。時は流れる季節は変わる。
 娘役のアマンダ・サイフリッドは少女マンガに出てくるような目玉を大きく強調した女性だった。4年後に「レ・ミゼラブル」でコゼットを演じている。

「マンマ・ミーア!」はミュージカルだ。結婚式を前にした娘は自分の父親候補が3人いることを知り、その3人を結婚式に呼び寄せる。そこで母親とその父親候補3人、母の友人2人、結婚相手の男性、娘の友人たちを巻き込んだドタバタが始まる。
 つまり、コメディー作品である。先に上げた1970年代後半から1980年代前半のメリルストリープ登場作品は、いずれも重々しいテーマを主題とした作品だった。しかし、笑いながら歌い踊るメリル・ストリープを観ていると、この人、実はコメディエンヌが一番似合うのではないか、と思えてきた。綾瀬はるかみたいな。

 さて、このミュージカル映画では、全編ABBAの楽曲が流れる。
 ABBAの主な活動期は1974年から1982年。話題作を連発していた頃のメリルストリープと重なる。
 あの頃、私はABBAが好きでよく聞いていた。というか、当時聞き過ぎていて、もういいです、という気分で数十年過ごして来た。
「マンマ・ミーア!」でABBAも復活解禁である。ベストCDを買って、何度も聞いているところである。

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