川崎F3-1柏 川崎Fの物語的な

 この試合についてどうやって文章を書こうなどと思いながら試合を見ていると、どちらがこの試合の主人公なんだろうと思うことがある。主人公、というのは、言葉を変えればどちらを主語にしたら書きやすいかということでもある。
 この主人公とか主語というのは、どちらがこの試合の主導権を握っていたか、とか、英語だったらドライブしていたか、試合という車のハンドルを握っていたのはどちらか、ということである。勝つかどうかというのとは直接関係がない。この試合をこういう風に運びたいと思っていてそううまくはいかなかった、ということが試合の中から読み取れれば敗者が主人公になる。どういう風に運びたいということが見えないチームはわき役に回る。

 この試合の前半は川﨑Fが主人公だった。川崎Fがどういう試合をしたいのか、ここでボールを奪ってここで攻めていきたいといったことがよく見える試合だった。。柏を主語にしてこの試合の前半を書くことは出来ない。何をしたいのかわからず、リアクションばかりだった。
 ネルシーニョが監督なのに、柏が何をしたいのかわからない、というのはどうしたことなのか。監督は寝ていたのか。

 後半になって、多少は柏の攻める時間もあった。柏の得点は闘牛士のようで、あと川崎Fのディフェンダーがほんの少し足が長かったら届きそうなところをボールが通り過ぎてゴールが決まった。
 だが柏がドライブしている時間は短かった。この1点は川﨑Fがボールを持たせ損ねたようにも見えた。

 というわけで川崎Fの物語は川﨑Fの完勝だった。ホーム4,724人の観客も満足したであろう。
 一方の柏はどうなのだろう。今年でなければ、J2にあっさり逆戻りしても不思議はない。何しろ何をしたいのかさっぱりわからなかったのだから。

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