G大阪JY2-0鳥栖U-15、U-22 日本9-0ジャマイカ

高円宮杯U-15決勝 G大阪JY2-0鳥栖U-15 ファインゴール2発でG大阪優勝

 高円宮杯U-15は中学年代の最高峰を決めるトーナメント大会である。クラブチームと中学校の部活動全てに門戸が開かれている。決勝は西が丘で行われた。
 試合は4分いきなり動いた。G大阪の桒原が浮き球のボールを送り、鳥栖の山本がバウンドを読み間違えたのかクリア出来ずにいると、G大阪の鈴木大が入れ替わって裏を取った。鈴木大は鳥栖ゴールキーパー音成が飛び出すのを見てループシュート。ボールはゴール内に吸い込まれた。
 鳥栖はロングボールなどを駆使して手数をかけずにG大阪ゴール前に迫った。鳥栖らしい攻撃だなと思った。しかし鳥栖が得点を奪えずにいると22分、G大阪の南野が右サイド45度から左足を振りぬいた。ボールはファーサイドのポストを叩いてゴールイン。前半は2-0で終了。
 後半、鳥栖は積極的に攻めたが、クロスバーやポストを叩くなどして得点に至らなかった。G大阪の守備がタイトだから、あと10センチの精度が足りなかったのだ。つまりG大阪の水際の守備が優っていた。
 2-0のまま試合終了。G大阪の優勝は7年ぶり4度目。


U-22 日本9-0ジャマイカ 圧勝と不安

 ジャマイカ代表監督のウィットモアは、フランスW杯で日本相手に2点を取った、あのウィットモアだ。
 日本のシュート28本に対してジャマイカ1本。得点ばかりか内容でも圧倒した圧勝だった。
 得点は順に中山・旗手・大然・旗手・安部、東・一美・三苫・岩崎。どのゴールも素晴らしかった。
 もちろん、ジャマイカのレベルは低かった。ジャマイカのゴールキーパーは闘志と反応は素晴らしいのだが、ポジショニングと体の近くに来たシュートへの対処が良くなかった。それにジャマイカはディフェンダーがボールを奪ってもビルドアップ出来なかった。一対一で日本は難なくボールを奪えた。
 特に気になったのは、ジャマイカのプレーにフィードというものが殆ど無かったことだ。日本の3バックはサイドハーフの裏のスペースが弱点になっているのだが、ビルドアップでもロングフィードでもそこにボールが出て来なかった。
 森保監督の3バックシステムは両翼のサイドハーフが高い位置を取れて初めて中盤のパス回しで優位に立てる。サイドアタックも効いてくる。E-1の韓国戦のようにその両翼が抑え込まれれば機能不全に陥る。
 あるいは、サイドハーフの裏にボールを入れ、そこに快足を飛ばす選手が入ってくればどうなるか。それこそフランスW杯でウィットモアがやったことなのだが、簡単に逆襲を浴びて窮地に陥る。だがジャマイカはそこを突かなかった。
 日本の圧勝は喜ばしいことだが、弱点を攻めてくるレベルの高い国に当たったらどうなるのか。その不安は、まだ消え去ったわけではない。


 次回更新は1月4日以降の予定です。

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