女子W杯 スウェーデン2-1イングランド、アメリカ2-0オランダ

3決 スウェーデン2-1イングランド 消耗戦を制す
 イングランドは90分の試合後中三日。スウェーデンは120分の試合後中二日。スウェーデンのほうが体力的に厳しいと思われた。
 こうした時、体力的に厳しいほうが前半に猛攻をかけることがある。元気があるうちに点を取ってしまおうということだ。ギャンブルでもある。
 スウェーデンはこのギャンブルに勝った。

 11分、こぼれ球にアスラニがシュート。ゴール右隅に決まってスウェーデン先制。
 22分、左サイドから持ち込んだヤコブソンがゴール右隅にシュート。これは見事だった。

 2点先制したスウェーデンだが、そのままでは終わらない。31分、イングランドのカービーが右からカットインしてシュート。ゴール左隅に決まった。1点差。
 さらに33分のイングランド、左サイドからのパスを受けたホワイトがシュート。これが決まったかに見えた。2点差は危険な点差、とまたありふれた言葉を思い出した。しかしVARハンドで得点ならず。

 後半は消耗戦だった。
 攻めるイングランド、守るスウェーデン。先に足が止まったのはスウェーデン。ゴール前にブロックを作る。イングランドが何度も攻め込みスウェーデンが何度も跳ね返す。足をつる選手が続出した。カメラがアップで選手を抜くと、スウェーデン選手は誰も彼もが疲れ果てた顔をしていた。
 それでも守るスウェーデン、時折カウンターを繰り出すスウェーデン、とどめは刺せない。またイングランドが攻めた。ゴールキーパーが抜かれればカバーした選手がヘディングでゴールを許さず。
 ついにタイムアップ。

 へたり込む選手の上に喜ぶベンチの選手が折り重なっていった。3位はスウェーデン。守り切った。


決勝 アメリカ2-0オランダ 強そうなアメリカが順当に優勝

 前半からアメリカが優位、押し込んで何度もゴールに迫っていた。オランダはどうにか守って時折カウンターを繰り出していた。しかしアメリカGKナアーを中心とした守りを崩せず。アメリカもオランダを押し切れず、前半は0-0で終了。

 後半に入ってアメリカFWモーガンがオランダDFファンデルフラフトに蹴られた。当初はボールを蹴っていたという判定だったがVARによりボールではなく人を蹴っていたのが明らかになりPK。これを61分、ラピノーが決めてアメリカ先制。
 69分、アメリカはラベルがセンターサークル付近からドリブル。オランダはこれが止められずドリブルドリブル、ついにそこからのシュートが決まってアメリカ2点目。
 その後オランダは反撃しようとするが、アメリカがそれを受け流して試合終了。

 グループリーグの段階からアメリカは明らかに攻守、特に攻撃に秀でていた。どこか止められるところがあるのか、と思っていたが、そのまま当然のように勝ち続けて優勝した。
 優勝候補がそのまま優勝。予定調和的だが実際に強いのだから仕方がない。彼女たちは当たり前のように勝ち切った。

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