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zoom RSS 失われたハリルを求めて

<<   作成日時 : 2018/07/21 15:27   >>

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 何度も書いているように私はハリルホジッチ率いる日本代表がロシアW杯で戦う姿を見たかった。
 だから、日本代表の試合のそこかしこで、ハリルならどうしただろうかと考えようとした。あるいは逆に西野監督ならハリルとどう違うサッカーを見せるのかと考えようとした。
 考えようとした。だが出来なかった。結局、そこはわからない。考えようがなかった。

 今回のW杯メンバーで、ハリルホジッチが一度も呼ばなかった選手は一人もいない。ハリルの影響を全く受けなかった選手はいない。日本代表はそこかしこでデュエルに挑み、ブラジルW杯では見られなかった奪ってからの速攻を試みた。どこまでがハリルのサッカーでどこからが西野監督独自のサッカーだったのかは曖昧だ。
 一方で、ハリルなら選考したであろうメンバーとは異なっている。乾や香川、岡崎、武藤はそもそも選ばれていなかった可能性が高い。柴崎、昌子は選ばれたとしてもピッチに立っていたかどうかわからない。一方で中島と久保は選ばれてピッチに立っていたかもしれない。現実に行われたサッカーがある以上、ハリルの選んだメンバーでどうなったかを想像することは困難だ。
 例えばベルギー戦2-0の後、ハリルホジッチならどうしたか、という想像をすることは出来る。しかしハリルホジッチならそもそも決勝トーナメントに出ていたかどうかわからない。あるいはグループリーグを一位通過してイングランドと戦っていたかもしれない。かもしれない、かもしれない。だが人は過去を変えることが出来ない。

 ロシアW杯直前、私は日本代表には全く期待していなかった。だが、案外良い成績を残すかもしれないとも思った。あの時点でロシアW杯は未来だった。未来は誰にもわからない。ただ、あの当時、日本代表の事は突き放してみようと思っていた。代表に関する議論など聞きたくもなかったし読みたくもなかった。
 日本サッカー協会会長がわけのわからないちゃぶ台返しをW杯直前に行った。私は無力感に苛まれていた。だから他人事のように日本代表の試合を見ようとしていた。
 現実にはそれに失敗した。私は熱心に観戦してしまった。
 自分が日本代表に勝ってほしいと思う気持ちはこのW杯でも変わりなかった。一方でサッカー協会会長には二十連敗ぐらいしてほしかった。だが、この両者は両立しない。

 日本代表は健闘した。かくてハリルホジッチ前監督は失われた。監督交代の検証も西野サッカーの評価も曖昧になった。結局、興奮を残して論理は残らなかった。それがロシアW杯の日本代表である。

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