川崎F1-4柏 後半に柏が圧倒す

 前半は川崎Fが優位に見えた。憲剛、大島が配球し、エウシーニョ、レナト、小林悠、大久保が入れ替わり立ち替わり柏ゴール前に現れる川崎Fの攻撃は魅力的だった。一方の柏はレアンドロにボールが入った時は恐さがあったが、そこにボールが入らないときはぼんやりとボールを回しているだけのように見えた。
 先制点は川崎F。憲剛のフリーキックが柏のゾーンディフェンスの隙間、谷口の頭にぴたりと合った。ここまでは川崎Fが勝つのだろうと思っていた。
 しかし前半はそのままでは終わらない。柏の武富が川崎Fのディフェンス3人に囲まれながらシュートを左隅に決めた。武富は二年間湘南にいて私はあまり把握していなかったのだが、唐突に前に出てきて良いプレーをする。面白い選手だ。

 1-1で迎えた後半、意外なことに柏が川崎Fを圧倒した。
 48分、キムチャンスが右サイドにボールを出し、それを斜めに走って受けたレアンドロがクロス。これがディフェンダーの間に入っていった工藤の頭にぴたりと合って2点目。
 59分、今度はキムチャンスが右サイドから放り込んだボールが走り込む工藤の頭に合って3点目。
 攻めなければならない川崎Fは63分に角田に代えて船山とディフェンダーを減らした。さらにエウシーニョに代えて杉本を入れたが、人を代える度ごとに攻撃がうまくいかなくなっていった。長身の杉本を入れたのに頭を狙うわけでなし。
 81分にはカウンター一発。途中出場のクリスティアーノから工藤、またクリスティアーノとボールが渡ってクリスティアーノが決めた。とどめの一発。

 川崎Fは後半、鈴木大輔らにいいところなく完封された。一方的で一体どうしたのか。大久保のカズ越えゴールが期待された試合だったが、後半はそんな気配もなく脆い川崎Fを見せて終わってしまった。

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