アルガルベ杯 日本2-0デンマーク なぜこのメンバーを出してくれなかった

 盤石というか、安心して最後まで見ていられた。
 デンマークは北欧だから体がごついわけだが、それを生かすことよりも繋ぐことを意識したサッカーをしていた。
 それはデンマークがごついといっても、近所にノルウェーやらイングランドやら体のでかさがアドバンテージにならない国があるわけだから、違うことをやってみようという気持ちはわからぬでもない。
 でも繋ぐことなら、日本のほうがアドバンテージがある。デンマークのなんでもなさそうなパスを日本がインターセプト、あるいはデンマークの当たり前のトラップを日本が奪う、という場面が何度も見られていた。なんでもなさそうな所で、ゲームは日本に傾いていった。

 川澄の先制点は、左サイドから彼女がクロスを送ったようなボール、それが直接入ったものだ。初戦のノルウェー戦から川澄はシュートが不正確だったので、これもクロスが間違ってゴールインしたのだろうと思っていた。だが川澄のインタビューによるとゴールキーパーが前に出ているから、と狙っていたらしい。ビデオを見ると、川澄が蹴った瞬間からあと、ゴールキーパーはノーチャンスだった。狙ったのが本当なら、大したシュートである。
 大儀見のゴールも、裏に飛び出してボールが渡った時点で、ディフェンダーにはどうしようもなかった。トラップ、ボールコントロール、ゴールキーパーをかわして流し込む落ち着いた動き。素晴らしい。

 一方、危機は少なかった。前半、裏に抜けられた、と思われた時は加戸がどうにか体に当てた。後半あわやの危機の時はファーにデンマーク選手が外してくれた。決定機はそれぐらいだったか。もっとわくわくしたかった、と思ったくらいだ。
 加戸はいい選手だ。これでクロスの精度さえ身につけたら、近賀が帰ってきてもレギュラーが奪える。
 かな、かもしれない。
 GKの山根もなんら問題は無かった。

 まったく佐々木監督は、なぜノルウェー戦でこのメンバーを出してくれなかったのか。

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