日本2-1メキシコ 楽しみに本番を待つ

 日本がよくやる負け方だな、とメキシコについて思った。
 圧倒的にボールを支配しているのだけれど、良いサッカーをしているのだけれど、シュートだけが入らず、相手の決定力にやられる。
 日本がアジア相手に、内容で圧倒しながら負けるパターンだった。だからこの日のメキシコには、親近感があった。

 日本がこれまでどこを相手に内容で圧倒しながら一発に沈んだかというと、例えば中東の中堅国、バーレーンとかシリアあたり。
 あるいは悪い時の韓国。良い時の日本は悪い時の韓国を圧倒して負けた。悪い時の日本は良い時の韓国に圧倒されて負けた。ついこの間までそんな試合が多かった。札幌で圧倒して勝つまでは。

 そんなことを考えれば、日本はメキシコを相手に内容で勝つ試合はできないんだな、という残念な思いにも至る。
 日本人にはパス回しによるポゼッション指向が明治以来あるらしいので、その面でまだメキシコに劣るのは悔しいところではある。
 当然、スペインにはもっと劣るのだろう。
 あらゆる国を相手に内容で圧倒して、結果ではさらに圧倒したいところだが、日本のサッカーはそんな段階ではない。

 勝敗はどれだけパスがつながったかで決まるものではないし、決定機の数で決まるものでもない、という当たり前の事実を日本が勝つ試合で見ることはなかなかない。珍しい。
 サッカーはなかなか点が入らない。つまり点が入るには大変なことがおきなければならない。とんでもないミスが守備側にあったとか、とんでもない素晴らしいパスワークが繋がったとか、とんでもないミドルシュートが枠内の、ここしかゴールキーパーの手が届かないところはない、という所に飛んでいくとか。

 メキシコに勝ったからといって本番でどうなるか保証は何もないけれども、気分はいいだろう。気分は大事だ。「勝てるかもしれない」と思って試合に入れば、本当に勝てるかもしれない。
 大津も東も気分がいいだろうし、絡んだ永井も杉本も何か自分にできるような気がしただろう。
 見るほうも期待を持って試合に臨めば、楽しくテレビ観戦ができるというものだ。

 扇原が日に日に存在感を失くしていくのが気がかりだ。宇佐美はガンバにいたときからよろしくない時は全然よろしくないのが芸風だから気にしていない。
 スペイン戦、誰が出てくるか。
 私は関塚無能説には与しない。少しは期待して待つとしよう。

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