日本0-0ペルー どうにか引き分け

 ペルーは強かった、というのが終わってからの第一印象だ。
 守備はさぼらずにプレッシャーをかけてくるし、攻撃に移れば鋭いミドルシュートが何本も飛んできた。ガタイがいいようには見えないが、強いボールが打てるのはバネがあるからだろう。日本のクロスがしばしば真ん中に届く前に引っかかったが、想定よりもペルー選手が高く飛んでいたからではないか。
 後半21分、エースのファルファンが引っ込んだあたりからなおさら圧力は高まり、終盤はずっと押し込まれてしまった。シュート数日本6に対してペルー15.コーナーキック数は1対9。数字を見れば引き分けで済んで良かった試合である。

 日本は前半、3-4-3のフォーメーションを組んだ。この布陣は図にすると丸に近くなる。円内に選手が収まれば至る所に三角形が出来、パス交換が容易になる。コンパクトに保ち選手間の距離が近くなれば守備でもプレスがかかりやすい。問題は円の外、サイドハーフの裏を突かれやすいことと、コンパクトに保てず選手間の距離が空いてしまった時だ。
 という理屈なのだろうが、選手間の距離は良かったけれども、ボールの動きがそれほどスムーズではなかった。フォーメーションに慣れていなかったのもあるだろうし、安田・西・関口といったアジア杯でいなかったメンバーが入っていたこともあっただろう。
 その関口の出来は決して悪くなかった。攻撃にスムーズに絡んでいたし、好機もあった。というか、昨年のベガルタではこんなに攻撃する関口を見たことが無かったのだが、今年の関口はあんなに攻撃的なのか。

 後半開始時に本田を入れ、日本代表は4-2-3-1のアジア杯型にした。後半22分には関口に替えて長友も左サイドハーフに投入。慣れた形になって一見、ボールの動きがスムーズになったように見えた。
 だが、次第にペルーに押し込まれていく。ホームである筈の日本が走れなくなった。コンディションが悪い。長谷部が足をつらせたのが象徴的だ。川島が立ちはだかってどうにかこうにか零封することができた。

 新たなフォーメーションの導入など、W杯予選までの短い時間ですべきことは多い。せめて各選手バラバラなコンディションを整えて、次のチェコ戦に臨んでほしい。

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