日本2-2(PK3-0)韓国 ワンランク何が上がったか

 この準決勝に至るまで、このアジア杯の最強チームは韓国だと思っていた。日本とオーストラリアがそれに次ぐ。日本にしてみれば韓国よりオーストラリアのほうがまだ勝つ可能性が高いだろうと感じていた。
 韓国にも弱点はある。付け入る隙もある。だが日本の隙のほうが大きいのではないか?
 日本は日程的に韓国よりも有利だった。しかし、それだけでは足りない。幸いにして日本は試合を重ねるごとに連携を深めコンディションを上げレベルを上げていった。カタール戦よりももう一段何かがランクアップすれば、韓国に勝てるのではないか。

 試合開始からガンガン来るのではないかと思われた韓国だが、おとなしい入り方だった。やはりコンディションが悪かったのかもしれない。日本は序盤から韓国を圧倒した。切れていたのは岡崎。左サイド長友からのクロスに頭で合わせたが惜しくもゴールキーパーに弾かれた。
 日本の時間帯だなと思っていたら先制点は韓国。ロングボールを受けようとしたパク・チソンにチャージをかけた今野がファウルを取られてPK。
 審判10人中8人か9人はあのファウルを取らないだろう。だがこのサウジアラビア審判は接触プレーをやたらファウルに取る人だった。キ・ソンヨンのPKが決まった。

 日本の同点ゴールは36分。本田に三人寄ったところでパス。長友が飛び出して前田にマイナスのパス、前田のシュート、ゴール。美しい得点だった。
 その後も日本がゲームを支配した。前田のフリーでのシュートなど決定機もあった。しかし1-1で前半は終了。サッカーは不思議なもので、1点目より2点目が難しい。なかなかそれが入らない。

 後半も始めのうちは日本が良かった。だが、点を取れる時に取らないと後で大変な目にあう。後半21分チ・ドンウォン→ホン・ジョンホの交替辺りから流れが変わってきた。日本のパスが繋がらなくなり、前田や香川にボールが渡らず、韓国がゲームを支配するようになった。
 この韓国優位の時間帯、ザッケローニ監督は動かなかった。何か手は打てなかったのだろうか。ポジションの変更とか交替とか。
 日本の足が止まったと言う人もいるが、それよりもうまく日本のキーマンを抑えられてしまった、という気がしている。誰が誰を抑えてこうなったのか、その辺りは私にはわからない。
 どうにかこうにか90分が終わった。1-1。

 延長でも韓国優位に見えた。ところが不思議なもので、岡崎が倒されてPKを得た。
 本当に不思議だった。この日の主審の基準ならこれはファウルだ。だが岡崎が倒されたのはペナルティエリアの外だった。ただ岡崎は踏ん張ってエリアの中に一歩入ってから倒れた。PKになったのはその一歩で審判の眼が狂わされたからだろう。
 サウジアラビアは代表チームだけでなく審判のレベルも凋落した。
 PKについて。もう本田圭は勘弁してほしい。勘弁してほしいんだが、これからずっと蹴るつもりなんだろう。

 延長後半は生きた心地がしなかった。一点を守ろうとするのはいいが、ゴール前でベタ引きしたら却って危ない。ドーハの悲劇の二の舞ではないか。
 ここもドーハか!
 ザッケローニ監督はあれでよしとしたのか? この監督は攻め込まれると固まる癖でもあるのだろうか。

 延長後半、李を日本は準備。しかし、長谷部が足を攣り、急遽本田拓投入。
 これを見て、李を慌てて投入しなくて助かったと思った。逆だった。慌てて李を投入していたほうが良かったかもしれない。本田拓の与えたファウル、そのフリーキックから韓国の同点弾を許したのだから。
 本田拓は何をしに出てきたのだ。負けていたら戦犯扱いだっただろう。

 PK戦になった時点で、もう勝てそうな気はしなかった。川島はあのパラグアイ戦、早く動きすぎて一人も止められなかった。劇的な同点弾で盛り上がる韓国相手には分が悪かろう。敗戦を覚悟した。
 …………
 …………
 俺が悪かった。
 鼻の中の守護神なんて格好悪いCMに出るんじゃない、などと思った私が悪かった。御免なさい。

 あと一段必要だったランクアップ。それは川島の鬼セービングだった。

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