ア大会女子 日本1-0北朝鮮 祝! 日本優勝

 ほめられた試合では全くなかった。
 ボールは完全に支配された。走力と、ぶつかり合った時のフィジカルにおいて北朝鮮は日本に優っていた。日本がようやくボールを奪っても押し上げがない。パスコースに顔が出て来ない。そこで奪われるか、ロングボールで逃げるばかり。繋げる技術を持った澤でも仕方なく下げたり横パスせざるを得ない場面が多々見られた。
 個人能力ばかりでなく、戦術でも後手を踏んでいたのだ。

 先取点を取られなかったのは、山郷のファインセーブとポストに助けられたことによる。
 山郷を見ていると男子の仏W杯で小島がゴールマウスに立ったかのような気分になる。女子代表でも若いゴールキーパーが出ているのだが、山郷の力はまだまだ必要のようだ。
 それからポスト。運も味方した。
 得点はコーナーキックから。マンツーマンで守る北朝鮮に対し、動き回ってマークを引っぺがした岩清水の頭の上に、宮間の蹴ったボールがどんぴしゃりで降りてきた。

 北朝鮮は男子も女子も相当サッカーに力を入れているようだ。
 それはかの国の方針があるのかもしれない。だが、漏れ聞こえる情報ではあの国ではサッカーが相当な人気スポーツなのだという。モチベーションも相当高いのだろう。しかもアジア大会で二連覇中。
 それを相手に勝ったのだからこそ、この優勝には価値がある。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック