続・ザッケローニ監督就任に関して

 もちろん、衆目一致するところの名監督が日本代表監督になることが望ましい。
 私など、ドイツW杯時のアルゼンチン代表が好きだったので、あの代表を率いたペケルマンなら大歓迎だった。
 もっとも名監督なら望ましいが、それは難しいだろうとも思っていた。
 日本サッカー協会が出せる年棒には限りがあるし、極東の島国に来たがる物好きがそうそういるとも思われない。

 次善の策としては、名監督になりそうな若手の監督がよいと思っていた。
 日本代表での成功を糧に、名声と次のステップを狙う野心溢れる人物だ。
 外国人の日本代表監督では最も成功したトルシエも、当時はそうした野心が大いにあっただろう。実際彼はその後フランス代表監督候補にもなったし、マルセイユの監督にもなった。

 ザッケローニ監督は次善でもなかった。90年代に輝かしい実績があったが、過去の人との評もある。若手の野心というものはあるまい。少々がっかりしていた。
 ところがザッケローニ氏は、ナビスコ杯や代表合宿の視察に忙しく飛びまわっている。
 就任会見とその後の行動を見る限り、日本での挑戦に大変な熱意を持っているようだ。
 どうしたことだろうか。

 氏はイタリアの中でずっと指導者だった。
 イタリアで監督であることに飽きたとか疲れたとか、そうしたことはあったのかもしれない。あるいは自身最も難しいリーグと語るセリエAで、何か閉塞感があったのかもしれない。
 違う世界で監督をすることへの喜び。就任会見で彼はそれを隠さなかった。

 最善でも次善でもないが、なによりもこの意欲が嬉しいではないか。
 私は今、ザッケローニ新監督に大いに期待している。

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