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zoom RSS G大阪3−0F東京 圧勝と完敗の中身

<<   作成日時 : 2017/03/12 11:45   >>

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 通常サッカーで3-0ともなれば圧勝あるいは完敗と呼ばれる。だがシュート数は10対11、コーナーキック数は3対7でF東京のほうが多い。またメンバーを見れば、圧勝するほどの実力差があるものとも思われない。F東京が大型補強を敢行したのに対してG大阪は補強が思うように進まず苦しんでいたようだ。

 だが、G大阪が勝ったのは内容的に正当だった。
 例えばF東京の永井は65分に前田と交代するまでほとんど攻撃に絡まず、自慢の快足を披露する機会が少なかった。いや、守備で披露していたのかもしれない。永井は守備も良い選手だ。しかし永井は内容が悪く守備の時間が長くなると、ボールを奪っていざ攻撃という時に消えてしまう傾向がある。
 F東京は大型補強によって今年入ったばかりの選手が4人ピッチに立っており、その4人が左側のサイドにいる。どうもそのサイドが機能していないように感じられた。

 G大阪の守備はシュート数そのものよりも枠内シュートをあまり打たせないという点で優れていた。どんなに優れたフォワードであってもシュートコースを限定されればそうそう枠内に打てるものではない。打ってもゴールキーパーの正面に飛ぶことが多くなる。何度か来たきわどいシュートは東口がナイスセーブ。
 一方のF東京の守備はまだ甘さがあった。例えばG大阪の先制点は遠藤のロングフィード一発にアデミウソンが抜け出したものだ。F東京にしてみれば、ここにボールが出てくるとは思わなかったという感じがしていた。
 大久保のPKはコースが甘かったわけではなく、その直後の大久保の飛び込みシュートまで止めた東口が偉かった。もしあのPKが決まっていたらあの段階で2-1だ。G大阪が勝っていたにしろ、ここまでのガンバ圧勝感は無かっただろう。

 G大阪は補強がうまくいかなかったというが、ピッチに新しい人材が少ないぶんだけ戦術が練れている。F東京は永井や高萩が目立たず太田の上りもあまり有効ではなかった。まだ新戦力による左サイドの練度が低い。その差が出てしまったゲームであるようだ。

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