折り返して逆サイド

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zoom RSS 仙台3−3浦和 サッカーは本当に面白い。浦和サポはそう思わなかっただろうが

<<   作成日時 : 2013/11/11 22:20   >>

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 この試合前に横浜Mが名古屋に敗れており、浦和はこの試合に勝てば首位に踊り出ることができた。もちろんモチベーションは高い。
 一方の仙台は手倉森監督がもうすぐ勇退で、天皇杯にも弾みをつけたくて、少しでも順位を上げて賞金額を上げたいところで、そもそもこの時期は選手は契約更新で重大な時期の筈で気の抜けたプレーなど出来る筈もなく、いやそもそもホームゲームなのだから勝ちたい。
 何を言いたいかというと、浦和には浦和の都合があるのだろうが、仙台には仙台の都合があるということだ。プロサッカー選手に負けてよい試合などはない。相手の都合がどうあろうと。

 この両者の対戦は2010年に仙台がJ1に再昇格してから仙台の2勝5分なのだそうで、浦和の苦手とする相手、と書いたスポーツ紙があった。5勝2分ならそうかもしれないが、2勝5分なら浦和は仙台の得意とする相手ではないだろう。私はというと、4年連続で埼スタで浦-仙対決を見たが0-0か1-1で全部引分け。それもエンターテインメントからは遠いいわゆる塩試合が多く、このユアスタもそんなことになるのかなと斜に構えて眺めていた。
 とんでもなかった。

 試合開始後2分、ウイルソンのゴールでいきなり仙台先制。シュートは浦和GK山岸の体近くに飛んだのだが、取り損ねてボールがわきの下を抜けていった。ゴールを取られたあと山岸がボールを手で前へ送ったのだが、そのボールを足で止めた柏木が、振り返りつつ妙に冷たく山岸を見ていたようだったのは気のせいか。
 仙台快調な出だし、と思ったら、ここから浦和の猛攻が始まった。
 わずか4分後、原口落とし、興梠起点、左の宇賀神、中央へ走り込んだ梅崎、とボールは左右に振られてマークがずれたところに梅崎シュート。綺麗に右隅に決まった。浦和、バイタルエリアで見事なパスワーク。
 その後も浦和は前からのチェックが激しかった。仙台はビルドアップが思うに任せず、速攻も遅攻も出来ない状況に陥った。
 31分、浦和のコーナーキックがこぼれたところにいたのは興梠。最初林の真横にいた興梠は、ボールが来た時に後ろに下がってフリーになった。そのポジショニングを小島解説者がほめていた。興梠は鹿島にいた時は、良い所に顔を出すのだがなかなかシュートが決まらないフォワード、という印象が強かった。浦和に来て明らかにレベルが上がっている。移籍が成功した良い例だろう。
 浦和が圧倒し1−2で前半終了。

 後半開始直後の47分。梁のフリーキックから赤嶺がジャンプ一番のヘディングシュート。同点。今年の赤嶺はこんなゴールがほとんどなかった。リーグ終盤になってようやく見ることが出来た。
 後半から仙台はウイルソンのワントップ、梁がトップ下、右に太田、左に赤嶺とフォーメーションを変えた。フォーメーション変更の効果はよくわからないが、後半から仙台のほうが前からボールを追うようになったのはわかった。前半まるで攻撃出来なかった仙台が、それで攻撃的に変化した。
 そこで一気に再逆転、とはいかなかった。59分、梅崎が右サイド奥から中央に低いクロス。受けたのは興梠。マークしていたのは広大。興梠は反転一発で広大を置き去りにしてシュートを決めた。
 興梠はレベルが上がった。一方、広大は伸びきらない。広大ももう十分に経験は積んだ筈だ。毎年ベガルタがセンターバックを補強しているのを広大はどう思っているのだろう。

 60分、浦和は平川に代えて関口。それまで左サイドに偏していた浦和の攻撃だったが、右サイドから攻撃できるようになった。改めて関口は良い選手だと思う。レギュラーで出られるクラブに移籍したらどうか。
 と浦和に感心してばかりもいられない。点を取らなければならない仙台は65分、太田に代えて佐々木。右サイドを活性化させた。活性化はしたんだが、佐々木はなかなかシュートが入らない。
 76分、広大に代えて柳沢。角田がセンターバック、梁がボランチに下がった。80分、赤嶺に代えて武藤。次々とベガルタは攻撃の選手を入れた。
 一方の浦和は77分、原口に代えて山田暢、87分に梅崎に代えて坪井。次々と守備的な選手を入れた。関口で右サイドが良くなったと思ったのもつかの間、これで守備一辺倒になって却って仙台の攻撃を呼び込んでしまった。
 これで守りきったらペトロヴィッチの名采配と言われたのだろう。だが、そうはならなかった。

 ロスタイム。ウイルソンが倒され仙台のフリーキック。蹴るのは梁。左サイドに武藤が一人で立っていた。梁は選手が密集する所ではなく、その武藤にボールを出した。
 録画で武藤がボールを受けた所で止めたら、それまで武藤をマークしていた坪井が一人ボールに背中を向けて密集地帯に向かって走っていた。この場面を止めて見たら坪井を責めたくなるだろう。
 フリーの武藤はドリブルしてシュート。ボールに足を引っ掛けた浦和選手は誰だったか。当たっていなければボールはゴール右に外れていただろうが咄嗟にそんな判断は出来まい。その跳ね返ったボールは石川直の足下に転がってきた。利き足ではない右足で石川直が蹴ったシュートは、人と人の間をすり抜けていった。ゴール。同点。同点。

 いや、サッカーは面白い。仙台のサポーターだけでなく、第三者的にも最高に面白いゲームだっただろう。終了直前に追いつかれた浦和のサポーターを除けば。

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