テーマ:映画

木曜映画サイト キングダム雑感

 私は漫画「キングダム」を読んだことがない。  評判が良く、売れていて、有名な賞をもらったことは知っている。だが最近本棚が書籍と漫画で溢れているので新しい長い漫画に手を付ける気にならないでいる。  つまりこの映画の感想は原作漫画を全く読んでいない人のものである。だから、原作との忠実度とか再現性とか乖離がどうのという話はない。  原…
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木曜映画サイト 「グランド・ホテル」の感想のようなもの

「グランド・ホテル」は第5回アカデミー賞最優秀作品賞とのこと。第5回、っていったい何十年前の話だろう。ちなみに今年のアカデミー賞は第91回となる。  ホテル内の群像劇である。ある特定の場所における群像劇は、この作品以降、グランドホテル形式と呼ばれることになった。ある特定の場所における群像劇、と聞いて私が真っ先に思い出したのは「ハッピー…
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木曜映画サイト 2018年に観た映画

 公開備忘録。  映画館で観た映画 「グレイテスト・ショーマン」 「シェイプ・オブ・ウォーター」 「Vision」 「カメラを止めるな!」 「スターリンの葬送狂騒曲」 「日々是好日」 「ボヘミアン・ラプソディ」  この中で感想を聞かれても困るのがVision。見る人が見たら「死と再生」とか「輪廻」とか重いテーマ…
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木曜映画サイト ボヘミアン・ラプソディ 感動とは違う所で

 この映画はブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドにフレディ・マーキュリーが加わるところから始まる。そこにジョン・ディーコンが加わり、クイーン結成が1971年。ラストのライヴエイドが1985年。  この70年代から80年代前半という時期は、私の少年期から青年期に当たる。感受性が豊かで音楽をよく聞いていた頃。世代的にはクイーンは私…
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木曜映画サイト 新藤兼人の違う一面

 新藤兼人が亡くなったのは2012年だった。もう6年が経っている。  彼がちょうど100歳で亡くなられた時、大監督だったから沢山のニュースが流れた。その多くは、「原爆の子」「裸の島」などを撮った社会派で反戦の人、という形容だった。例えばこんな風に(日本経済新聞、NHKアーカイブズ)。  ずっとその評に違和感があった。だから書いてみる…
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木曜映画サイト 追悼 樹木希林

 悠木千帆という女優を最初に認識したのは「寺内貫太郎一家(1974)」だった。沢田研二のポスターの前で老女が「ジュリー」と言って身悶えする姿は、当時多くの「私の周囲の人」が真似したものである。 「寺内貫太郎一家」は人気番組だったので、当時の雑誌等で盛んに特集が組まれた。その中で、お婆さん役の悠木千帆は実はかなり若くて肌がとてもきれい、…
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木曜映画サイト 推薦「カメラを止めるな!」

 私が初めて見たホラー映画は「エクソシスト」だった。世間で大層な評判となり、当時住んでいた家の近所の、普段はポルノ映画ばかりやっている映画館にもこの映画がやってきた。父に連れられて見に行った。  当時、世間で大層な評判になるということは、漫画や雑誌などで盛んに取り上げられるということだった。それらの取り上げられ方はネタバレ満載だった。…
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木曜映画サイト 好きな女優さんは誰ですか

 若かったころ女の人に、好きな女優さんは誰ですか、と聞かれることがあった。  私は女優の誰かを贔屓にする、ということがなかった。薬師丸ひろ子なら全部見る、などということもない。しかたがないから直近で最も印象に残った人の名前を言ったりした。 「『事件』という映画の松坂慶子とか」  大岡昇平原作の「事件」は野村芳太郎監督作品。この映画…
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木曜映画サイト 映画館の上映スケジュールが早く決まらないものか

 私は映画をシネコンで土曜か日曜に観ることが多い。いや私に限らずそうした人が一般的だろう。  観る度に疑問に思うことがある。  翌週の土日の上映スケジュールがわからない。それは翌週の、早くて火曜日、遅くて木曜日ぐらいにならないと発表されない。  なんとかならないだろうか。  例えば土曜日か日曜日にカップルが映画を観たとする。…
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木曜映画サイト 北野武の映画は苦手

 北野映画は痛いんですよ。  北野武と言えばバイオレンス。いや、でも私はバイオレンス映画全般が苦手ってことはないんです。チャンバラ映画も、カラテ映画もカンフー映画も好きだし、やくざ映画も見るしね。  でも北野映画のバイオレンスって、ひときわ痛いんですね。こう、見ているだけなのに自分が殴られているような感じがするわけです。  誰のブ…
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木曜映画サイト 女性は長生きなのだが例外もあるという話

 古い映画を観ていると、ここに出ている人たちがみな亡くなっている、と気づくことがある。例えばの話、「七人の侍」などは七人ともすでに亡くなられている。  私もいいかげん年を取ってきたので、私が子供の頃に活躍していたおじいさんは全て亡くなっている。おじさんもほとんど亡くなりつつある。この頃は、子供の頃に活躍していたお兄さんの訃報を聞くよう…
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木曜映画サイト 2017年に見た映画

 映画館で見たもの 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」 「追憶」 「メッセージ」 「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」 「エル ELLE」 「猿の惑星 聖戦記(グレイト・ウォー)」 「ゴッホ最期の手紙」  テレビ、DVDレンタル等で見たもの 「ベイマックス」「白雪姫(1938)」「ローカル…
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木曜映画サイト 「エディット・ピアフ ~愛の讃歌~」を観て思い出した映画

 エディット・ピアフはシャンソン歌手として最も有名な人のひとり。映画を観る以前、それぐらいの知識しか私にはなかった。  観たら壮絶な人生だった。母が歌で稼ぐために母方の家に預けられた。それから父方の母に預けられ、そこが娼館で娼婦たちに可愛がられ、父が戦争から帰ってきたら大道芸人の父とどさ回り。そこで自身が歌で稼ぐようになった。  路…
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木曜映画サイト CMを飛ばせない映画

 前にも書いたが、私は膝痛対策の筋トレをしながら映画番組を見ている。となると放送中の番組を見ることはまずない。録画したものばかりを鑑賞している。  録画するのはNHK-BSで放映されたものが最も多い。だが民放の番組もある。民放から録画したものには当然CMがある。民放のBS録画は通販CMがかなりの割合を占める。はっきり言って退屈なのでC…
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木曜映画サイト 馬鹿は地球を救うのか

 アメリカ映画に多いストーリーに、馬鹿が地球を救う話がある。 「インデペンデンス・デイ(1996)」「アルマゲドン(1998)」「バトルシップ(2012)」 そんな映画だ。こう並べると、後ろに行くほど馬鹿さ加減がパワーアップしているようでもある。 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」もこの延長線上にあると言ってい…
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木曜映画サイト 小泉今日子と薬師丸ひろ子

「あまちゃん」が放映されていたのは2013年上期だからもう4年前だ。  あの連続テレビ小説で小泉今日子と薬師丸ひろ子が共演していた。それであの当時、この二人を比較した人たちがいた。どっちが上なのか、とかそういう類のものだ。  それが何年経っても引っかかっていた。彼女たちと似たような時代を過ごした者として、単純な二人の比較はできない、…
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木曜映画サイト この愚かさには覚えがある 「ばしゃ馬さんとビッグマウス」

 映画でも小説でも漫画でもいいのだが、愚かな人がいると物語が作りやすい、ということがある。  例えば所持している株が暴落している時に、 「あら、しょうがないわね。損切りしなきゃ。……ポチ」 と冷静にやられたのでは物語にならない。 「もうだめ、もう駄目なのぉ。売って。いくらでもいいから売ってぇぇぇ。もうおしまい、もうおしまいよぉ。…
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たまに書いている木曜映画サイトについて

 そもそもなぜ木曜なのか。  今はシーズンオフだが、シーズン中サッカーは代表戦でもない限り、土曜日や日曜日に行われる。それを見た上で感想を書くのは土曜日から月曜日ぐらいまでになることが多い。  それで火曜日あたりは、書くことは書いたから今日は書かない、書かない一日は楽でいい、といった気分でいる。それが木曜日くらいまでくると、なにか書…
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木曜映画サイト 悪趣味な「ゲーム」 マイケル・ダグラス主演

 ネタバレです。この映画をラストまで見ていないとわからないことを書きます。  私なら、ラストをこう変えます。  ラストの前に、主人公はものを落っことさないようなポケットにピストルを入れていたということにします。あるいは主人公が西部劇のファンで落馬してもピ…
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木曜映画サイト 吉野朔実著「こんな映画が、吉野朔実のシネマガイド」

 今年の4月に吉野朔実が亡くなった。  というわけで、彼女の作品を取り上げる。これは漫画作品ではなく、映画に関するエッセイだ。吉野本人によるイラストが文章を彩っている。  初出は1993年から2001年のおよそ100作品。これが、「あんまり有名ではないけど、こんな素晴らしい映画があるんですよ」というコンセプトで選ばれている。  お…
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木曜映画サイト がんばれ! ベアーズ、の頃

 1976年アメリカ公開。  1976年といえば、ロッキード事件の年だ。あの頃、首相の犯罪はマスコミによって口をきわめて罵られたものだ。現在、時ならぬ角栄ブームだが、当時とのあまりの落差に違和感を禁じえない。  一方、アメリカはベトナム戦争終結の翌年である。この映画の背景としてベトナム戦争は出て来ない。ただ、アメリカがアメリカたらん…
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木曜映画サイト 探偵物語、喜びも悲しみも幾歳月

 現在 「お父さん、これ何?」 「探偵物語、っていう、お父さんが若い頃の映画」 「ふうん」 「スマホのCMで桃太郎の人、いただろ?」 「松田翔太?」 「そう。そのお父さんが、この人。松田優作っていってね」 「へえー」 「わりと早くに亡くなったんだよね」  二十何年か前 「お父さん、これ何?」 「喜びも悲しみも幾…
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「魔法少女まどか☆マギカ」にみる女性キャラクターの男性性

 私ね、未来から来たんだよ? 未来では仙台がACLに出てるんだよ。  上記は昨年、ベガルタの四位が確定し、まだ天皇杯優勝チームが定まっていなかった頃に誰かが2chに書きこんだ文章。結局、ベガルタは四位でのACL出場はかなわなかった。しかし、一年経ってこの文章が現実になるとは思わなかった。  いや、そもそもベガルタがACL出場などとい…
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サマーウォーズ感想(ネタバレ)

 これは映画「サマーウォーズ」の感想です。ネタバレです。たぶん映画を見ていない人には何を書いているのだかわからないでしょう。見た人でもパンフレットの家系図を見ながらでないと頭が混乱すると思われます。  言わずもがなですが、書かれている会話文は私の妄想の結果です。根拠ありません。  後半には二次創作風になります。長いです。 …
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なぜあの場面であの曲なのか

 これは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の感想です。サッカーとは関係ありません。  以下はネタバレです。題名もネタバレ用に変えます。 なぜあの場面で「今日の日はさようなら」なのか  参号機の起動実験にアスカが搭乗。その参号機が使徒により浸食される。初号機で迎撃したシンジは戦闘を拒否。ダミープラグに切り替えられ、初号…
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