横浜M1-0鳥栖 こうなるだろう、とならなかった

 前半は横浜Mの試合だった。
 特に3月8日に来たばかりというアデミウソンが評判以上に良かった。パスの精度が高いばかりでなく、キープ力も高い。その上、周りがよく見えていてここという場所にボールが出てくる。そこで彼がいる空間の周りにいる選手、兵藤なり学なりが生き生きとしてゴール前に飛び込んで行くのだ。鳥栖はこれに手を焼いた。持ち前のハードワークで止めようとしても次々とマークが外されてしまっていた。だがなぜか崩すところまでいっても点だけが入らない。前半はスコアレス。

 しかし後半は横浜Mの優位がなくなり、次第にオープンな展開になっていった。日本に来て日が浅いアデミウソンの動きが鈍くなってきたのもあるだろう。それでなくても体力自慢の鳥栖は後半に追い上げてくる。鳥栖が得意な流れに引き込んだなと思われた。
 そんな時間帯の81分、先制したのは横浜Mだった。アデミウソンの展開、学の仕掛け、小林祐のクロス、下平のシュート、が止められた所に兵藤。見事な波状攻撃。
 流れと関係のない得点だ。このまま横浜Mが押し切るのかと思ったらもう一波。豊田のヘディングシュートを榎本が至近距離でセーブ。あわや同点の危機を救った。
 試合終了。

 これで横浜M今季初勝利。こうなるだろう、が裏切られた不思議な試合だった。

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