アルガルベ杯決勝 日本0-3ドイツ 力負け

 当たり前と言えば当たり前だが、勝てば強く見えるし、負ければ弱く見える。それほど強くない所と当たれば日本女子代表が強く見えるし、強いところと当たれば日本の欠点が露わになる。
 ドイツ女子代表は強かった。というわけでいろいろ露わになった。

 前半は互角だった。もう少し押し込めばという絶好機もあったが、あわやの危機もあった。だからあれが入っていればという仮定はあまり書きたくない。
 そして、後半は点差はもちろん内容でも圧倒された。
 後半、澤・有吉が岩渕・近賀に代わった。澤がいなくなったことで、中央からバイタルエリアへの蓋がなくなった。ちょっとしたミスでボールを取られると、そのままドイツに一気にゴール前へボールを運ばれるようになった。
 澤が90分やれるのなら良いのだが、このところの代表戦では澤は90分試合に出ないことが多い。いよいよポスト澤は急務だが、不世出の選手に代わりはいない。
 澤に限らず、前回W杯から人が変わらないというのは、既存のレギュラーを追い越す人材がいないということだ。レギュラー一人一人の底上げだけなら現状維持以上にはならない。ドイツとの差は拡がっている。

 それに女子代表はちょっとしたミスが後半に頻発した。デンマークとスウェーデンが見逃したミスをドイツは見逃してくれなかった。日本には体力が無かった。単にコンディションだけの問題ならよいのだがそこはどうか。
 前W杯では延長でドイツに勝ったのだから、あの時はスタミナがあった筈だ。全員で三年間を経ているから、そのぶんスタミナも落ちてきたという話かもしれない。

 せめて守備だけでも澤クラスのボランチが現れないだろうか。澤が引っ込んでから45分間だけでもいい。そこが急務だ。

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