神戸4-1札幌 神戸はなぜこの順位にいるのかわからない

 神戸は有名な選手を多く擁しているクラブである。そして順位は最下位だ。なぜ最下位にいるのだろうか。金の掛け方が間違っているのか。それとも監督スタッフが間違っていたのか。しかし監督を挿げ替えた効果は見られないように見受けられる。
 立てていた仮説のひとつは、集めて来た有名な選手たちのピークが過ぎてしまったということだ。数年前なら素晴らしい選手だったが、今は素晴らしくないということがレギュラーの複数の選手におきていたら、それは勝てないだろう。

 神戸といえば、中盤にイニエスタが君臨している。かつての名声の説明は必要あるまい。現在でも素晴らしい選手だ。ボールを持てば取れない位置に置く。パスは正確でしばしば意表を突く。そしてそのボールには、「ゴールに向かえ」という明確な意思がある。
 ただ、速く動くことがない、とは思った。ポジションは常に効果的な位置を求めて動いていた。しかしダッシュをすることは滅多にない。この日は全国的に熱中症が警戒されていた。イニエスタが走りまわっていたらイニエスタの働きは出来ない。

 さて、試合はイニエスタから動いた。17分神戸、右コーナーキックからイニエスタの蹴ったボールは札幌ディフェンスにクリアされた。だが、こぼれ球から山川の放ったミドルシュートがゴール左に突き刺さった。神戸先制。
 その後も神戸優位で試合は進んだ。神戸のイニエスタ起点の攻撃が効果的だった。一方で札幌のボールを奪ってからの素早い攻撃は、神戸ディフェンスの網にかかり枠を外すシュートが目立っていた。前半は1-0で終了。

 後半に入り、札幌が反撃。59分、菅野がゴール前に送ったボールは神戸ゴールキーパー前川が掴むかに見えたが前にこぼれてしまった。これを逃さず途中出場のオリヴェイラがシュート。決まって同点。
 62分神戸、イニエスタに代えて大迫。さて、攻撃の中心がいなくなって神戸はどうなるだろうか。
 その後、走る選手が増えたことで神戸の攻撃は勢いを増したのである。64分、右サイド奥でフリーキックを得た神戸、汰木の入れたボールに武藤の頭が飛び込んできた。2-1の勝ち越し。
 さらに69分、汰木のコーナーキックから連続シュートで菊池が蹴り込み3点目。74分には汰木のドリブルからのマイナスのパスにオウンゴールで4点目。
 76分には、シャビエルが大迫を引っ張って倒し、決定的得点機会を奪ったとして退場。そのまま4-1で試合終了。

 神戸が快勝。結局、神戸がなぜ最下位にいるのかはわからなかった。イニエスタの君臨する中盤も、イニエスタのいない時の猛攻も素晴らしい。最初に立てた仮説も、全く証明不能だった。

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