天皇杯1回戦 東京武蔵野3-3(PK5-4)栃木シティ まさかの同点劇

 天皇杯はアマチュアサッカークラブに開かれた大会である。
 同時にあらゆるクラブの中で日本一を決めるトーナメント大会である。

 2020年の天皇杯、第100回大会はコロナ禍により、例年と違う形になった。参加チームは1回戦から都道府県代表47チーム、2回戦からアマチュアシードのホンダFC、準々決勝からJ2とJ3の上位1チームずつ、準決勝からJ1の上位2チームとなっている。
 Jリーグの日程が詰まっていることから、プロクラブの参加数をぎりぎりまで抑えている。その代わりにアマチュアクラブに開かれている部分がよりクローズアップされた形になった。

 東京武蔵野シティFCはかつて横河電機サッカー部という名前だった。2003年からは横河武蔵野フットボールクラブ。2012年の天皇杯ではFC東京戦で勝利している。2016年に現在の名前になり、Jリーグ参入を目指した。しかし、2020年にはJリーグ参入を断念することを表明している。細かい事情は省くが、いろいろあって現在に至ったクラブである。JFLでリーグ戦を戦っており16チーム中10位。
 栃木シティFCは2018年までは栃木ウーヴァフットボールクラブという名前だった。関東サッカーリーグ1部に所属。Jリーグ百年構想クラブである。

 栃木シティは通常は繋ぐサッカーをしているらしいが、この試合ではゴールキーパーからのロングボールやフィードによるサイドチェンジを多用していた。一方の東京武蔵野のほうが一対一では強いと感じたが、栃木シティのサッカーにてこずっている印象を受けた。前半は0-0で終了。

 後半に入り60分、栃木シティのコーナーキック、東京武蔵野のゴールキーパー本田が取り損ねてこぼれたところに内田が押し込んで東京武蔵野先制。
 73分栃木シティ、コーナーキックに永見がヘディングで浅い角度をつけてファーサイドへゴール。
 78分にはペナルティエリア内で東京武蔵野の池田が栃木シティの吉田を倒してしまいPK、これを吉田自身が決めて3点目。
 3点差がこの時間でついてしまっては栃木シティが勝つのだろうと当然そう思っていた。

 88分、右から池田のクロスに中川がニアからファーに送って田口がシュート。GK大石が蹴り出そうとしたが蹴り損ねてゴールイン。
 91分、カウンターから中川の横パスから石原のシュートが決まって1点差。
 94分、右から石原のシュート性のボールがファーサイドに飛んだ。これに合わせたのが田口。とうとう同点になってしまった。

 まさかの同点で延長戦。その延長戦でも決着はつかず、PK戦に。
 なお、延長終了直前、東京武蔵野はGKを本田から西岡に変えていた。

 PK戦は6人目まで縺れたが東京武蔵野が5-4で勝利。いやいや、サッカーは、天皇杯は、何が起こるかわからない。

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