日テレ1-0浦和L、神戸2-0鹿島

皇后杯決勝 日テレ1-0浦和L 日テレ決め手与えず

 試合開始早々の6分、籾木のコーナーキックに田中美が合わせて日テレ先制。書くと簡単に終わってしまうのだが、そこには浦和Lの守備位置を見ながら、田中美が一歩先んじて合わせるための駆け引きがなされていたようだ。だがテレビで見ると一瞬の出来事だった。

 そこから長い時間、スコアは最後まで動かなかった。どちらも守備が堅く、点が入りがたいゲームだった。いや、その表現は少し違う。
 日テレのほうがボールを持ち続ける能力が高かった。守りに効くポゼッションというものがある。ボールを持っていれば攻められることはない。

 浦和Lにも好機はあった。しかし後半の時間が過ぎるに従って、日テレはサッカーを殺しにきた。ボールを持って、取られてもすぐに奪って、奪われてもボールホルダーに絡んで、有効なプレーを許さなかった。
 そして時間は経ち、浦和L最後の好機、フリーキックもオフサイドを仕掛けて無効化した。試合終了。
 決め手を与えなかった日テレ、盤石の勝利だった。


天皇杯決勝 神戸2-0鹿島 神戸が常勝鹿島を破る

 18分、神戸は左サイドを攻略した。高徳が左サイドで仕掛け、その高徳と近すぎる位置からボールを得たポドルスキ、自分にはポドルスキが高徳からボールを奪ったように見えた、が強引に突破。そのポドルスキがゴール前に入れたボールは鹿島のオウンゴールを誘った。
 さらに38分、今度は右サイドを攻略。西が中に入れたボールはあっさりディフェンスに引っかかるかと思われたが、犬飼がミスして裏にこぼれたボールを藤本が足に当ててゴール。
 一方、鹿島は前半良い所がほとんど無かった。ボールを持って攻め込む場面がそもそも少ない上に、セットプレーも簡単に弾き返されて得点にならなかった。前半は神戸2点リードで終了。

 後半に入ると鹿島は白崎に代えて土居、さらにシステムを3バックに変更した。神戸はそれに対応するのに時間がかかり、後半開始後20分ぐらいは鹿島が押し込んだ。しかし神戸が我慢して跳ね返しているうちに、鹿島の時間帯は終わってしまった。
 神戸は監督がフィンクに変わってから誰が何をするのかが整備されたと思う。高額の選手を次々とチームに入れているが、その選手たちにはそれぞれの特徴がある。テクニックに優れた選手ばかりいてもボールは前に運べないし、守り切ることも出来ない。この決勝では前のフォワード、藤本と古橋が懸命にボールを追っていた。鹿島ディフェンスにプレッシャーをかけることでイニエスタのボールキープや配球が生きていた。

 結局、2-0のまま試合終了。イニエスタが、ビジャが、ポドルスキがカップを掲げた。優れた選手たちを優れたままプレーさせることに成功した、見事な優勝だった。

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