今年のベガルタ仙台について

 今年のベガルタ仙台は、3試合しかサッカー場で見ていない。

第2節 3月2日 横浜M2-1仙台(日産スタ)
第4節 3月17日 湘南2-1仙台(BMW)
第18節 7月6日 浦和1-0仙台(埼スタ)

 もともと仙台の関東アウェーは今年5試合しかなかった。その中で川崎F戦、F東京戦は5月連休とお盆休みの帰省にかち合った。それであまり見ないでしまった、それも全部負けでよろしくなかった思いがある。ただ、DAZNで何試合か視聴できたので今年の仙台がどんな流れだったのかは理解した気でいる。

第1節 2月23日~第13節 5月25日 3勝1分9敗
第14節 6月1日~第17節 6月30日 4勝
第18節 7月6日~第33節 11月30日 5勝4分8敗

 第14節が節目になった。そこに何があったかと言うと、平岡・シマオマテのセンターバック起用、そして4バックへの移行である。
 シマオマテは第2節横浜M戦、第4節湘南戦ではボランチ起用だった。彼は横浜M戦で、ボールを取ってからどうするのかという部分に不安感があった。湘南戦ではディレイばかりでデュエルがなく、迷いが見られた。やがてスタメンから外れた。
 今年の仙台は3バックでスタートしたが、守備に不安があり複数失点を重ねていた。しかし、シマオマテのセンターバック起用は嵌った。彼の対人の強さがいかんなく発揮された。平岡とのコンビも合っていた。守備は安定し6月に4連勝した。

 その後は試合相手も6月の仙台への対応をしてきた。「勝てる相手には勝てるが負ける相手には負ける」状態となって一進一退を繰り返し、11位で終了。
 5月以前は降格を覚悟していたから、よく持ち直したといったところである。

 渡邉監督になってから、14位、14位、12位、11位、11位である。中位より下の辺りで安定している。
 今年のサッカーは渡辺監督に言わせると、「何か時計の針が戻ってしまった」(第33節後のインタビュー)そうである。
 第13節まで理想を追いかけてうまくいかなくて、それ以後昔のフォーメーションに戻して、対人の強い選手を中央に置いてどうにか残留を果たした、そこには、残留のために時計の針を戻して理想を捨てた、ような葛藤があったのだろう。
 正直、手倉森時代から何か上積みがあったのかというとハテナと首を捻らざるを得ない。

 ただ私は監督ではないので、残留したことにまずほっとしている。地方のそれほど資金の潤沢ではないクラブではこのあたりが関の山、という現実も感じている。
 と同時に、地方のそれほど資金の潤沢ではないクラブで、これだけのことが出来るんだという夢を見たいとも思っている。
 正直、残留のためのサッカーは見ていて面白くはない。限られた資金で、理想の追える選手を引っ張ってきて、そうした練習を繰り返して、夢に現実を近づけられないかとも。

 そこは見ている者の葛藤としてある。ひょっとすると、それは渡邉監督の葛藤に近いものがあるのかもしれない。

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