女子W杯 アメリカ3-0チリ、ドイツ4-0南アフリカ

アメリカ3-0チリ チリの完敗と健闘
 試合開始直後、チリのディフェンダーがさっさとボールを前に蹴ればと思っていたら、アメリカの選手に突っかけられてボールを奪われる場面があった。個人の能力差が大きすぎると感じた。アメリカが勝つのは当然として、何点差になるだろう。6点ぐらいは差がつくのではないか。そう考えていた。
 アメリカの先制点は11分、ロイドのミドルシュート。ゴールキーパーにはロイドのキックがブラインドになったようだ。2点目は26分、コーナーキックにニアにいたジョンストンが頭を思い切り振って浅い角度ながらゴールに叩き込んだ。3点目は35分、コーナーキックがゴール正面に飛び、そこにロイドがすっ飛んできた。パワフルなヘディングシュート。
 一方のチリはほとんど好機らしい好機がなかった。一度、フリーキックから裏を取りかけたことがあって、ゴールキーパーがそれに幻惑されてボールがそのままゴールインした。結局、それはオフサイドだったのだが、アメリカの守備には隙がある、と思った。ただ、アメリカが守備をする場面自体がほとんど無かった。

 後半はスコアが動かなかった。アメリカは攻撃し続けていた。しかし数多くのシュートをチリのゴールキーパー、エンドラが弾き出した。このGKが何よりも素晴らしかった。チリのディフェンダーも心を折ることなく、守備に奔走していた。
 シュート数26対1。全然攻めることの出来なかったチリは完敗だった。しかし、わずか3失点のみに終わらせたことは、内容を鑑みれば大健闘であった。


ドイツ4-0南アフリカ 南アフリカの完敗と

 上に書いたアメリカ-チリ戦と似たような試合になった。こちらのシュート数は23対6。
 ドイツが攻撃で圧倒。中でも高さで圧倒。プレースキックからのヘディングが強烈。パスワークでも圧倒。
 後半に入るとドイツが攻め疲れて来て、連携で崩そうという場面が無くなった。それでもドイツに決定機はあったが、シュートをやたらと打たれているうちに南アフリカのゴールキーパー、ドラミニが覚醒。スーパーセーブを連発。
 一方、南アフリカは前半、ほとんど攻撃できない状況だったが、後半の頭からクゲトラを投入。クゲトラは快足を飛ばして何度かドイツの心胆を寒からしめた。惜しい所でトラップが長かったりシュートがずれたりで得点には至らず。
 試合を見て、ドイツも強敵だが、あの高ささえ封じることが出来れば、なんとかなるのではとも思われた。日本はグループ1位でアメリカのいる山に入るよりも2位でドイツのいる山に入った方がまだ良いのではないだろうか。その前に準決勝まで進まなければならないのはともかくとして。

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