U-20 日本3-0メキシコ 宮代田川宮代

 出だしはメキシコが良さそうに見えた。ドリブルはうまいしカウンターは鋭い。日本がプレスをかけていたがそれをかいくぐるパスワークも良かった。
 一方の日本はプレスに熱心で、これが90分もつのか不安だった。日本の激しすぎるプレスは序盤だけだった。にもかかわらず、試合内容は次第に日本に傾いていった。
 21分、日本の先制点。この時、メキシコは怪我人が出て一時的に10人だった。しかし点が入りそうな気配は無い、と思っていた。しっかりブロックを作られていたからだ。それなのに藤本の浮き球のパスを受けた宮代が寄せられるよりも速く素早いシュート。実に素晴らしい。

 後半開始から、初戦で負けて勝たなければならないメキシコが前へ出てきた。
 それがなぜか、後半15分くらいでぴたりと止んだ。この15分間に点を取られず取ったことが、日本勝利の要因ということになるだろう。
 52分、浅い角度をつけたヘディングシュートを田川が決めた。この直前のコーナーキックで田川は真後ろのメキシコ選手に両手で押されて抗議をしていた。VARでPKと思ったのだが何もなかった。ただ、それがメキシコに対してプレッシャーになったのか、田川が決めた時のコーナーキックではメキシコは田川をフリーにしてしまっていた。この辺りの心理的な綾が面白い。
 77分、宮代のシュートは強烈で、メキシコのゴールキーパーの体のすぐ横を通り過ぎたのだが、ボールが速くてGKが手を出す暇もなかった。

 初戦でPKを止めたGK若原はこの日も良かった。ポジショニングが良いからほとんどのシュートを正面で止めていた。メキシコに惜しくも外れたシュートがいくつかあったのも、この若原のポジショニングのおかげがあっただろう。さて、大迫は本当にこの若原よりも実力が上なのだろうか。

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