天皇杯決勝 浦和1-0仙台(生観戦) 残念無念

 西高東低の気圧配置。気温6.0℃。厳寒の一日だった。東北出身者は寒さに慣れているかもしれないが、寒さに慣れているからといって寒さに強いとは限らない。
 この試合のチケットは売り出し直後に購入した。その時準決勝はまだ行われておらず、仙台が山形に敗れていたら山形の決勝を見に行くつもりでいた。
 席はメインスタンドアッパー席アウェー側。周囲はほとんど仙台サポーター。観客数50978人。チケットは完売したと言うが、ちらほら空席がある。準決勝前にチケットを買ったが決勝カードが希望通りにならなかった人がいたのかもしれない。あるいは単に寒いから来なかった人がいただろうか。個人的には、鹿島サポーターが浦和側の席にいなかったかな、と気になる。
 国歌斉唱は秋川雅史氏。声量に驚く。

 浦和
GK: 西川、DF: 岩波・阿部・槙野、MF: 橋岡・青木・宇賀神・長澤・柏木、FW: 武藤・興梠

 マウリシオがいないのは怪我だろうか。阿部が先発。準決勝でアクシデントがあった青木、武藤、興梠はそのまま出場。

 仙台
GK: ダニエル、DF: 平岡・大岩・板倉、MF: 椎橋・奥埜・古林・中野、FW: 野津田・ジャーメイン・石原

 先発の石原と控えの矢島、関口に対して浦和サポーターからブーイング。愛されているのだ、と思うことにしよう。梁へのブーイングはなぜだろう。知名度が高いのか。

 試合開始。

 開始から10分まで仙台が攻勢を取った。しかし浦和を崩せず。
 13分、浦和のコーナーキック。ショートコーナーへの対応を仙台が怠っていた。柏木、武藤、柏木、長澤と渡ったボールは短いクリア。そこにいたのが宇賀神。ミドルシュート。ずどん。失点が早い。シュートコースが甘くてそれほどスーパーなゴールとは思わなかったが、ダニエルの反応が若干遅れていたか。打つ瞬間が見えなかったのかもしれない。
 前半の仙台は慌てて反撃はしなかった。前半のシュートは浦和5本、仙台6本。

 ハーフタイム、浦和サポーターのパフォーマンスを楽しむ。手間がかかるだろうに大したものだと素直に感心する。

 後半開始直後は浦和も攻めていた。しかし、その後仙台がポゼッションし、試合は自分の眼下で長い間行われた。
 良い場所でのフリーキックも三度あり、野津田が蹴った。しかし枠を外したり西川にあっさり取られたり。
 62分、浦和は柏木に代えて柴戸。柏木はどこか痛めていたのだろうか。
 67分、仙台はジャーメイン、古林に代えて阿部、関口。このあたりから浦和が走れなくなっていた。
 72分、椎橋がゴール前にボールを入れ、野津田が斜めに入り込んできた。フリーでヘディングシュートも外れる。後で思い返せばこの場面が最も惜しかった気がする。
 80分、椎橋に代えて矢島。仙台の浦和関係者は全員ピッチに立ったことになる。
 その後、浦和の時間稼ぎが始まりそのまま試合終了。

 結局、仙台は長い時間押し込み、多くの好機があったが決められずに終わった。浦和レベルの選手が真剣に守っているところをこじ開けるだけの力が無い。真剣に守られる前に先制しないと仙台は苦しい。
 点を取れるフォワードはサッカー市場で最もお高い。仙台がそうした選手を手に入れるには、有望な若手を育てて他所に移籍するまでの短い時間にどうにかするしかないのか、などと思う。西村も去ってしまったし難しい話だ。
 タイトルが取れずに残念無念。次の機会はいつになるだろう。

 仙台が負けてしまったし、寒いし山梨県まで帰らないといけないし、セレモニーは見ないでとっとと帰った。

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