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zoom RSS 今年のヴァンフォーレ甲府について

<<   作成日時 : 2018/11/23 17:40   >>

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 天皇杯準々決勝は鹿島に惜しくも敗れたと聞いた。甲府の今シーズンも終わった。それでこのご近所のクラブ、ヴァンフォーレについて感想を書いてみたい。
 今年の甲府は、綺麗に4つの時期に分かれている。

(1)第1節〜第11節 2月25日〜4月28日
 2勝5分4敗 吉田監督の時期
(2)第12節〜第16節 5月3日〜5月26日
 4勝1分 上野新監督新任ブースト
(3)第17節〜第31節 6月16日〜9月1日
 4勝2分9敗 怪我人続出の低迷期
(4)第32節〜第42節 9月15日〜11月17日
 6勝3分2敗 怪我人が徐々に復帰し快進撃

 結果は16勝11分15敗の9位。
 今年は甲府の試合を6回見に行った。場所はいずれも中銀スタジアムで甲府ホームの試合。

(1)4月14日 甲府0−1松本
(1)4月28日 甲府1−1千葉
(3)7月15日 甲府1−3岐阜
(3)9月1日 甲府0−2町田
(4)10月28日 甲府1−0讃岐
(4)11月17日 甲府0−1横浜C

 新任ないし解任ブースト期の試合が見られなかったのが残念である。これを機に自分の文章を読み返してみた。宮城県出身、道渕について二度書いているのがご愛敬だ。自分が何を書いたか細かいことまで覚えていないのだ。
(1)の松本戦では、甲府が何をして勝ちたいのかがよくわからなかった。千葉戦はあと少しで勝てそうだったが後半アディッショナルタイムに同点にされた。あの時森晃太がシュートを打たずに時間稼ぎをしていたら吉田監督はやめずに済んだのか、などと言われたりした。
(3)岐阜戦では良い時間帯もあったが90分間続かなかった。町田戦は早々に10人になってしまったのが痛かった。
(4)讃岐戦では勝負強さを感じたが、それらを発揮した時期が遅きに失した。J1復帰が不可能になってから甲府は2敗しており、横浜C戦はそのひとつ。これはモチベーションの差というものだろう。

(1)の時期について言うなら、そもそも吉田監督の続投が間違っていたのではないか、ということになる。昨年終盤に遡るが、甲府はJ1残留争いの最中に吉田監督続投の報を出した。2017年終盤に2018年も吉田監督だと伝えることで、選手たちに奮起を促したかったのだろう。そして奮起したのかもしれないが結局降格した。
 今年、吉田監督に教わることで自分らが成長している実感がある、と選手たちが話していた。その成長は、勝利という実を結ばなかった。吉田監督は教師として教えるのは良かったが、勝負師としてはどうかという印象が残っている。具体的に何が悪かったか指摘することは難しい。ただ、吉田監督はインタビューを読む限りでは性格の良い人だった。一般的に言えば、良き人は平時に活躍するもので、戦いの場に向いていない。

(3)の時期はレギュラーのうち半分近くが怪我で長期離脱していた。中でも点を取っていたジュニオール バホスの離脱が痛かった。バホス以外のフォワードが点を取らなかったのはもっと痛かった。これは編成の失敗である。
 さて、他の論点もある。サッカーに怪我はつきもので、レギュラーに一人や二人の長期離脱者が出るのは仕方がない面がある。その一人や二人のために負けたと言うなら、そのクラブは層が薄いということになる。しかし、(3)の時期の甲府はレギュラーが多い時で5人くらい離脱していた。これは異常だ。
 一人や二人の離脱なら仕方ない面があるが、離脱者が続出するのは何か原因がある。練習がきつすぎるとか、逆に練習がぬるすぎるとか。ウォームアップの仕方が間違っているとか、怪我をしやすいベテランが多いとか。練習場が、例えば芝が生えそろっていなくてさらに地面が堅いとか。何が原因かは私にはわからないが、何か原因があるだろう。それは短期的に手当てしさらに長期的に対策を打たなければならない。

 もうひとつ書きたいことがある。昨年、中銀スタジアムの平均入場者数は10842人だったのに対し、今年は7384人だった。J2に落ちたせいもあるが、それだけが原因ではない。J1にいた5年間特に城福監督の去った3年間に、甲府はJ1に生き残るため守備的な面白くないサッカーをしていた。それでJ1で生き残れれば良かったが降格してしまった。つまらないサッカーをして負けるのなら観客に何の楽しみがあるのだろう。
 人間は自分たちが見られているという意識があると何か興奮系のホルモンでも出るのだろう。普段以上に力が出せるものだ。観客をいかに増やすかは勝利のためにも真剣に考えなければならない。

 ここまで甲府というクラブは、ガラガラ小瀬の消滅寸前の所から右肩上がりで来た。だがここへ来て、J1に上がっても残留争いがせいぜい、という雰囲気が出ていた。ヴァンフォーレというクラブに夢を描きにくくなっているのだ。J2に居続けたらなおさらだろう。
 甲府はプロヴィンチアの夢を新たに描いて提示しなければならない。育成の得意な吉田監督の招聘は、若手を次々に育てて回していくという意思を示していた。だが、それに失敗し、さらにJ1復帰も成らなかった。
 本日、上野監督退任が発表された。次の監督は誰になるのだろう。甲府の次の夢がどう提示されるのか、私は大いに注視している。

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