川崎F1-1甲府、横浜M2-1磐田

川崎F1-1甲府 勝てたかもしれない

 攻める川崎F、守る甲府。イメージ通りの試合になった。
 川崎Fは憲剛を中心に攻めるのだが、甲府のブロックが堅い。そして甲府はカウンターが鋭い。ウイルソンに預けて一発狙いの攻撃など瞬間的だが迫力があった。
 後半に入ると川崎Fは押し込んで攻め立てた。だがハイネルらのシュートは岡がセーブを繰り返した。
 72分、川崎Fゴールキーパーのソンリョンがアクシデント。瞼を腫らせて新井に交代。この時にプレーを止めた時間が後にドラマを呼んだ。
 後半アディッショナルタイムに入って91分、川崎Fが押し込んでいた。ところが途中出場のドゥドゥが自陣右サイドを抜けてフィード。その先にはオフサイド位置ぎりぎりで飛び出した河本。河本は新井との一対一を制してついに甲府先制。
 このまま甲府が勝ってしまうのか。しかしアディッショナルタイムはソンリョンのアクシデントなどで7分もあった。この残り時間に川崎Fはかさにかかって攻めた。93分、右コーナーキックからファーサイドの奈良竜樹がジャンプ一番、ヘディングシュートを叩き込んだ。
 そのまま同点で試合終了。終始押し込んだ川崎Fも勝てた試合と思っただろうし、後半アディッショナルタイムに先制した甲府も勝てた試合と思っただろう。しかし結果はどちらも勝ちきれず引き分けに終わった。


横浜M2-1磐田 学が俊輔に勝つ

 俊輔が昨年まで在籍した横浜Mと、現在在籍中の磐田の対決。現在横浜Mのキャプテンは10番を受けついだ齊藤学。ということでNHK-BSは俊輔・学対決を煽っていた。もちろんサッカーは11人対11人でやるものだ。しかしこの二人はともにチームの攻撃の中心を担っており、煽りたくなるのも当然のところである。
 26分、学のクロスからマルティノスのヘディングが決まって横浜M先制。34分、俊輔の蹴ったコーナーキックがこぼれたところに大井のシュート。前半は同点で折り返した。
 この前半を見ていて、横浜Mが優位だなと思った。横浜Mのほうが攻め手の種類が多い気がしたのだ。一方の磐田は俊輔と川又の間をつぶせばどうにかなりそうだった。つまり守っていて的を絞りやすい。
 結局、73分金井が勝ち越し点を決めるのだが、学の真後ろからの浮いた縦パスを受けたものだ。これが磐田ディフェンスの意表を突いた格好になった。学得意の左サイドからのカットインなどでは全くなく、むしろ俊輔がやりそうな縦パスだった。つまり引き出しを増やしていた学が俊輔を上回ったのだ。学の勝利だった。

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