木之本興三氏を追悼す

 私は木之本氏に会ったことはない。通り一遍のことしか知らない。彼の病気のことにも詳しいわけではない。Wikipedia以上の知識はない。
 ただ、それらの情報から、現在のJリーグが彼なしにはあり得なかったということを知っている。

 流れを作った人と流れに乗った人は区別しなければならない。
 あるいは神輿を作った人、神輿を担いだ人と、出来上がった神輿に乗った人の違いだ。
 例えば町内会でお祭りをして神輿を出そうとする。神輿がいるんだと発言する。神輿の必要性を周りに説く。神輿の設計図を書ける人を連れてくる。神輿づくりの金を出せる人を募る。神輿づくりに人を呼ぶ。神輿を出すぞと町内に触れ回る。大勢の人が来るなら動線の確保も必要。お祭りになる。食い物もいる。酒もいる。商店街に手配する。当然、役所や警察など公的機関にも話を通しておく。
 木之本氏はそうした流れを作った主要人物の一人だ。神輿に乗ったのが川渕氏。

 哀悼よりも感謝だろう。
 私はJリーグを楽しんでいる。誰のおかげで楽しんでいるかといえば、その何割かは木之本氏のおかげなのだ。

 ありがとうございました。
 私はこれからもサッカー観戦を楽しんでいきます。

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