オーストラリア1-1日本 久々に面白い予選

 日本はこれまでW杯予選でオーストラリアに4分2敗と一度も勝ったことがない、とマスコミが喧伝していた。そのうち2試合は記憶に無かったのでいつの話かと思ったら1969年だった。
 さてその4分2敗は事実だが、実を言うと日本は2009年のW杯予選でオーストラリアに敗れた後、3勝(うち1勝は延長勝ち)2分け。A代表は直近5試合でオーストラリアに一度も負けていない。
 前者のみ強調し、後者を指摘しないのは、何か恣意的なものを感じる。なぜ最近負けていないことを無視し、予選で勝てなかったことのみを強調するのか。それはもしや、日本に負けて欲しいということなのか。

 前半5分日本先制。原口のシュートは、ゴールマウスの端を狙ったのではなく、ゴールキーパーが取れないコースを狙ったもの。GKの腹のすぐ横をボールが通過していった。GKの手も足も届かない場所を選んでいた。
 あの空間に蹴ることができる、という点で大した才能の持ち主だと思う。

 序盤の日本は相手にボールを持たせながら鋭いチェックでオーストラリアの攻撃を封じていた。それ自体は完璧だった。完璧であるだけに後半は危ないと思っていた。これは後半途中で疲弊して逆転されるパターンではないかと。

 原口のファウルについて、長谷部は厳しい判定と言っていた。実際は審判のほうが正しいとしか言えない。ペナルティエリア内に槙野も山口もいて、あえて無理に止めるべき場面ではなかった。でもキャプテンは個人に批判が集中しないように庇わないといけない。
 この試合の審判については全く不満はない。フェアで良い判定だった。中東寄りの審判も日本寄りの審判もいらない。正しく笛を吹いてくれればいい。
 PKの場面。西川はもう少し我慢できなかったか。難しいか。ああいうコースのキックは、ずっとGKが突っ立ったままなら入らないんじゃないかと毎回思う。

 後半日本はボールを持たせっぱなしだった。だが、PK場面を除けばそれほど大きな危機は無かった。西川が横っ跳びセーブした場面など無かっただろう? 天敵とやらのケーヒルにも、ほとんど何もさせなかった。と言っても、ボールを持たれた試合は心臓に良くない。こうしたサッカーがハリルホジッチは得意なのだろうが、日本人の、もとい、私のメンタリティーには合わない。
 ボールを持たれている分だけ、自分たちの好機は作りにくかった。小林悠のあれと浅野のあれぐらいか。小林悠はヒーローになり損ねた。オーストラリアGKのライアンが偉い。
 それにしてもハリルホジッチ監督はなぜ81分まで交代を引っ張ったのだろう。点を取られないことを重視すると動けなかったのか。

 とりあえず引き分けでほっとした。
 まだまだねじり合いは続く。これほど面白い予選はフランスW杯以来、久々だ。現在は3位。アウェーのオーストラリア戦で引き分けは悪くないが、どこかで1位、2位に勝たないと2位以上にはなれない。サウジアラビア戦で勝ちたいものだ。

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