リオOL イラク0-0デンマーク、ブラジル0-0南アフリカ

イラク0-0デンマーク イラクの意欲が弾かれる

 オリンピックのサッカーは予測が難しい。予選の結果の後にオーバーエージと招集拒否が重なって強さがどれだけ変わったかわからない。欧州はユーロの後、南米はコパの後。有望な若手はそれらに出たのだろうか。特に欧州は本気度が読みづらい。
 日本はイラク戦で勝ってオリンピックに出場を決めた。そのイラクは3位になって出場。このイラクがどれだけやれるかは、なにかしらの指標になるだろう。
 試合はいきなりデンマーク選手のシュートがポストにぶち当たり、フィードから抜け出したイラク選手がシュートを放った。点の取り合いになりそうな立ち上がりだったがそうはならなかった。デンマークの組織的な守備にイラクはてこずっていたし、イラク守備陣のしつこいチェックにデンマークは手こずっていた。
 より勝とうとしていたのはイラクのほうで、バイタルエリアやペナルティエリア内で盛んに仕掛けていた。ただ、なかなか崩すにはいたらない。長身のデンマークはプレースキックやロングスローに活路を見出そうとしたが、イラク選手達がまとわりついてその高さを生かすには至らなかった。
 日本がリーグ戦を抜けられればこのグループがトーナメント一回戦で当たる。イラクもデンマークも楽な相手ではないが敵わない相手ではない、などと思った。もっとも日本が抜けらるかどうかは別の話だ。


ブラジル0-0南アフリカ 南アフリカと日本の違い

 日本が南アフリカに勝ち、ブラジルに敗れた。だからブラジルが南アフリカに簡単に勝つと思われたのだが、結果は引き分け。親善試合と本番は違うのだ。
 南アフリカと日本の一番の違いは、ボールを持ったブラジル人選手とディフェンダーの間の距離だと思った。日本はかわされるのを恐れてブラジル選手と2メートルは空けていた。しかし、南アフリカは1メートルくらい。目の前1メートルに相手がいたら、さすがのネイマールもシュートを打てない。ネイマールは相手の動きの逆を取るのがうまいが、南アフリカは我慢して飛び込まずについていった。
 南アフリカはボールを取って、繋ぎにくい、と判断したら迷わずロングボールを蹴っていた。どんな場面でも無理に繋ごうとする日本とは違う割り切りがあった。奪って繋いで速攻ばかりがサッカーではない。
 ただ、10人になってさらに時間が経ちラスト15分くらいになってからは南アフリカに運があったと思う。GKの好セーブもあったけれども、「なぜ入らない」という瞬間が3回はあった。南アフリカは運も味方につけた。



 次回更新は8/10以降になります。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック