CL決勝 Rマドリード1-1(PK5-3)Aマドリード フェラーリを堪能

 戦う意識やプレーのスピード、バイクとフェラーリぐらいの違いがある。
 ハリルホジッチ監督は、Jリーグと夜に見る海外の試合との差をこう表現した。狭い路地などではフェラーリよりもバイクのほうが速いのだが、そんなサッカーをするには相手を路地に誘い込むという別の手間が必要になる。ハリル氏はバイクを軽自動車に変え、普通車にし、さらには高級スポーツカーへ、と正面から取り組もうとしているらしい。
 それならまず目指す所を見なければならない。チャンピオンズリーグの決勝はフェラーリの中のフェラーリ、というのも妙な表現だが、そうしたものであろう。

 この試合を見ているとストレスがなかった。凡ミスがなくボールがぽんぽんと滞りなく前へ進む。ゴール前では相手が密になる。そこでいつまでもブロックの周りをボールがうろうろすることはない。決断して勝負パスや勝負ドリブルが試みられる。大抵は失敗して何度かのチャレンジの後にボールは相手に渡る。そしてボールは逆方向に滞りなくぽんぽんと前へ進む。
 両者とも前の選手も後ろの選手もさぼらない。Cロナウドまでがプレスバックのために戻っている。シメオネはもちろんジダンも厳しく指導しているのだろう。
 ひとりひとりが何億円何十億円の選手達だから技術は確かだ。その彼らが戦術のために献身的に動いている。プレーを見ながら「なんだこの馬鹿」的なストレスが無いわけである。フェラーリを堪能した。

 15分、Rマドリード左から遠目のフリーキック。クロースがボールを入れた。ベイルが頭に当てて後方へ流した。そのボールはゴール前に飛んで人がごちゃごちゃの混戦風味。そこにラモスがうまく体を入れて先制点。遠距離のフリーキックも油断ならない。
 前半はRマドリード優位で進んだ。ただ、Cロナウドはマークが厳しいのか消されていた時間が長かった。

 後半開始直後、ペペがフェルナンドトーレスを倒してAマドリードがPKを得た。しかしグリーズマンのキックはクロスバー。同点の機会を逸した。
 その後はRマドリードが勝つのだろうな、という雰囲気で進んだ。AマドリードGKオブラクが引き出されてあわやという危機は、ゴールライン上でサビッチが防いだ。ところがその直後にAマドリードが同点にした。時は79分、フアンフランのクロスに後半開始から途中出場のカラスコ。1-1のまま90分は終了。

 残念ながら私の録画はここで終了。PK戦は動画で見たが同点アシストのフアンフランがPKキックをポストに当てていた。Aマドリードはバーとポストに嫌われて敗れ去った。

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