山形1-0川崎F 山形快勝

 恐らく山形には勝ちパターンというものがそれほどない。その少ない勝ちパターンが見事に嵌った。
 山形は、ハードワークで相手のパスワークを分断し、奪ったら少ない手数で攻め込んだ。それを繰り返していけばどこかで点が取れるだろう。それが勝ちパターンだ。その通りになった。

 山形にとって幸運だったのは、オリンピック予選のため川崎Fに大島がいなかったことだ。代わりに出ていた山本真の能力が低いと言っているわけではない。しかし、大島の代わりに山本真がいるという状況に、慣れるまでに時間がかかるのだろう。
 山形が憲剛を始めとして川崎F各選手を厳しくマークしていた。そこで川崎F各選手が相手の動きを外しつつ少ないタッチ数でかわしていけば、山形プレスを無効化できた筈だ。だが、大島がいない状況ではなかなかうまくいかなかったようだ。序盤から枠に行かないミドルシュートが多かったのはコンビネーションがうまくいかなかったせいもあるだろう。64分に小林悠にアクシデントがあったのも痛かった。

 74分の山形、キムボムヨンの得点は見事だった。ボールがこぼれてきたのは偶然もあるが、浮かさないシュートを叩き込むのは簡単ではない。ゴール前に人が多かったが、GKのブラインドになってそれが却って良かったかもしれない。

 3試合目で山形初勝利。ここから流れに乗っていけるか。相手が山形のパターンを熟知する前に、勝ち点を重ねておきたいところである。

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