U-19 日本1-1(PK4-5)北朝鮮 いろいろと思う所

 試合は10月17日。BS1での放映が10月25日。ようやく録画を見ることが出来たのだが、随分時間が経っている。様々なことがこの試合に関して言われていたので、改めて書くことなどないと思っていた。しかし、実際に見てみるとそういうものでもない。自分なりに思う所について書いてみよう。

○北朝鮮選手
 本当にU-19なのだろうか。やけにガタイがいい。というか良すぎる。朝鮮の人は日本の人よりも筋肉質で骨太な傾向はあるが、あまりに体格が違う。この人たちがU-19とはにわかには信じ難かった。
 いや、負けたからといって疑ってかかるのはどうか?
 もし本当に北朝鮮も真っ当なU-19だというなら、北朝鮮の人と日本の人は成長する時期が違うのか。つまり早熟なのか。それとも、ガタイのいい選手ばかり優先して選考しているのか。
 フル代表になれば、ぱっと見の体格は北朝鮮の人も日本の人も違いが小さくなる。ならばこの時点での体格差によって生じた不利はほぼ解消されるだろう。


○戦術
 日本のサッカーはきれいだ。ボールを失わないこととパスで崩すことを重視する。というか、それ以外を考えていないように見える。南野が一人抜け出して右サイドに出た場面で、仲間の上がりを待っていたのが印象に残った。仲間を待っていればボールは失わないが相手も整う。一人しかいないなら一人で勝負してみたらどうか。君は平凡なパサーではない。南野拓実だろう?
 金子もドリブラーという触れ込みだが、あまりドリブルをしていなかった。
 未来の本田も未来の岡崎もそこにはいなかった。岡崎はもちろん、本田のプレーもあんなにきれいではない。


○深刻なことか
 U-19は4回連続で世界大会に出られなかったそうだ。それは出られないより出られた方がいいだろう。
 だが、世界大会に出る経験の持つ意味は十何年前よりは減じているのではないか。いま欧州サッカーは日常的に見ることが出来る。日本の優れた若手は欧州に目をつけられて、あっという間に海を渡る。U-20W杯の経験は重要かもしれないが、十何年前の中田英がU-20で活躍した頃よりも重要性が下がっているのではないか。
 このU-19でベスト4に入りU-20W杯出場がかなったのは、ウズベキスタン、北朝鮮、ミャンマー、カタール。W杯常連国が無い。例えば8年後にこの4カ国がW杯に出場して日本が出られなかった、と言うなら、それは深刻な事態だったと改めて話題にしてもいいだろう。未来の審判を待とう。


○選手選考
 この試合のスタメンが高校生の時にどこにいたのか調べてみた。

GK: 中村航輔(柏ユース)、DF: 石田崚真(磐田ユース)・内山裕貴(札幌ユース)・中谷進之介(柏ユース)・宮原和也(広島ユース)、MF: 川辺駿(広島ユース)・井手口陽介(G大阪ユース)・関根貴大(浦和ユース)・南野拓実(C大阪ユース)・金子翔太(JFAアカデミー福島)、FW: オナイウ阿道(正智深谷高校)

 ユースが9人。アカデミーが1人。高校が1人。
 ユースに偏り過ぎてるのではないか。選びやすい人材を選んでいるだけではないか。
 前述の本田も岡崎も高校出身だ。中田英もだ。日本代表(フル代表)の強みは、さまざまなルートから代表に入ってきた選手達の多様性にあるのではないかと私は睨んでいる。生物が多様性を失えば生物全体が危機に陥る。
 U-19でも多様な人材を集めるよう努力したほうがいいのではないか。きれいでないサッカーに取り組んでいた高校出身者も選んでみたらどうか。

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