G大阪3-1神戸 宇佐美の話でも

 試合開始してしばらくは神戸のほうが良かった。特に左サイドバック相馬の上がりが利いていた。相馬の上がり、懐かしい響きだ。
 G大阪は左右のサイドの守備に問題があるようだ。浦和戦でもそこを攻められていた。一方の中央は丹羽・岩下の前に今野がいてボールを刈り取る。サイドからボールを入れられてもそこを割らせなければいい。
 とは言ってもそれは程度問題。例えば神戸が前半だけでもボールを持ち続けてサイドからの攻撃が出来ていれば、先制して後半に守り勝つことも出来ただろう。しかし、20数分しかもたなかった。

 G大阪がボールを持てれば、宇佐美・パトリックの決定力がものをいう。
 それにしても宇佐美。テレビで見ていると「まだ打たない」というところからシュートを打ってくる。足の振りが小さくて鋭く、人に囲まれても苦にしない。だから予想よりも早く「そこで打つのか」というシュートが出てくる。人に囲まれていれば、カメラの陰になってシュートの瞬間も見づらくなる。これはテレビ観戦者の視点だが、神戸のディフェンダーやゴールキーパーも似た思いだったのではないか。シュート動作が短く速いから守るタイミングが遅れる。時にはディフェンダーの陰になって見えない所からシュートが飛んでくる。
 宇佐美のアシストも3人に囲まれながらボールを際どい場所に出した見事なものだった。パトリックは触るだけ。GK徳重はあと少しで触れない。感心するしかない。
 宇佐美はスタミナがないようなので途中で退くし守備もおざなりだ。あらゆる長所のある選手などいない。代表でも生かしどころがあるとは思うのだが、さてどうか。後半負けている時のジョーカー役などちょうど良いのではと思うのだ。

 さて、浦和が引き分けたことでG大阪は首位に立った。次の相手は降格の決まっている最下位徳島。名将小林がこの宇佐美パトリック相手にどんな策を講じてくるだろうか。いや策を講じてもG大阪が勝つとは思うのだが、その前にどんな策かが気になる。楽しみに来週を待つとしよう。

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