浦和0-0甲府 甲府は為すべき試合をして降格圏に落ちた

 首位ながら前節仙台に2-4で敗れた浦和と、残留争いの中でしぶとい試合を続ける甲府との対戦。
 甲府にしてみれば、アウェーの首位チーム相手。当然、守備から入って勝ち点を取りに行った。

 甲府は前半5-3-2。2のキリノ、阿部拓がフォアチェックに走り回った。特筆すべきは5バック右サイドに入ったジウシーニヨ。本来攻撃的な選手だが守備に効いていた。対面する梅崎にほとんど仕事をさせなかった。
 36分、キリノが痛んで盛田に交代。久々に出てきた盛田はターゲットになったが、あまりボールはおさまらなかった。恐らく本調子ではない。

 浦和は前半は李、後半セットプレーから那須のヘディング、槙野のミドルシュートと好機があったが惜しくも入らず。槙野がペナルティエリア内で抜けだしそうな所ではジウシーニョがスライディングで先にボールに触って防いだ。
 甲府は特別な守備をしたわけではない。ボールを取られれば素早く帰陣する。ブロックを崩さずにボールホルダーをマークする。抜かれればすかさずカバーに入る。それを90分続けただけだ。
 甲府は68分に石原に代えてクリスティアーノ。5-4-1と中盤を厚くする。そのクリスティアーノがカウンターから一人旅でシュートまで放つが惜しくも外れた。

 結局は引き分け。勝って優勝へ向かいたかった浦和よりも、その浦和相手に引き分けに持ち込んだ甲府のほうが、狙い通りにいった試合だっただろう。
 しかし為すべき試合をしたからうまくいくわけでもない。清水が勝って順位が逆転し、甲府は16位と降格圏に落ちた。
 一方、勝ち切れなかった浦和はG大阪が敗れたため、2位との勝ち点差を4から5に伸ばすこととなった。

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