鳥栖1-0C大阪 素晴らしい試合の残酷な結末

 鳥栖が勝って3位に浮上し、優勝争いに引っかかった、ということもある。しかし、こちらとしては残留争いのほうが気になるところである。
 3日前に千葉と天皇杯を戦ったC大阪は、フォルランを帯同せずカカウをベンチスタートとした。ツートップは永井龍と杉本。これが良かった。前でボールを引きだし、守備にも走った。前節の清水戦や、前述の千葉戦よりはよっぽど良いサッカーに変貌した。

 ボールが縦に縦にと速く動くゲームだった。こうしたボールの動きだと点がいかにも入りやすそうなのだが、互いにゴール前の精度が今ひとつで点にならない。なかでも前半水沼宏が抜け出してキムジンヒョンと一対一になった場面、要はバウンドとキックが合わなかったのだが、コントのような失敗シュートで笑ってしまった。
 鳥栖はロングボールばかりでなくサイドチェンジが良く利いていてダイナミックだった。一方のC大阪はディフェンスでは染谷と山下が奮闘し、攻撃では左サイドに出てくるアーリアのチャンスメイクが効いていた。
 それでもなかなか点は入らない。

 78分、C大阪は平野に代えてカカウ。それまで若干鳥栖優位のゲームだったが流れが変わった。技術は高いし突破力もある。それに走り続けた鳥栖選手らがさすがに疲れてきたためディフェンスが遅れた。カカウがボールを運ぶだけで脅威になっていた。
 このあたりではC大阪が勝ってしまうかな、と思った。しかし、点は入らない。
 88分、鳥栖は水沼宏に代えて播戸。播戸はトップ下に入って動き回った。彼が流れを引き戻した。

 92分、その播戸が左サイドから(多分)シュート。これがスライディングしてきた染谷に当たって軌道が変わり、ファーで構えていた豊田の前へ。オフサイドではない。豊田のヘディングが決まった。
 鳥栖が勝った。

 素晴らしい試合だった。しかし、C大阪にとっては、これだけ良い試合をしたのにこれ以下はない残酷な結末となった。

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