湘南1-1松本 緊張感あふれる1・2位決戦

 観客13,049人。1位と2位の戦いだけあって、ずいぶん入ったものだ。
 松本の反町監督が湘南の監督だった頃、湘南の曹監督はコーチをしていた。アナウンサーは盛んにお互いの手の内はわかっている、などと発言していた。反町監督のスカウティングで湘南は丸裸、とか。監督同士の駆け引きが面白いですね、とか。
 それはそうなのかもしれないが、やるのは選手だ。ピッチ上でおきていることを伝えきれているのかなと気になった。

 11分、湘南のコーナーキック。ニアに遠藤航が飛び込んで湘南先制。ニアには湘南選手がもう一人飛び込んでいた。ここを狙え、という指示があったのかもしれない。
 18分、松本のやや遠目のフリーキック。岩上の蹴ったボールは左サイド奥へと飛ぶ。多々良がヘディングで折り返してそこに飛び込んだのは犬飼。「たっけぇ~」ヘディングシュートが決まって同点。
 湘南のポゼッションと松本のロングボール。ボールを持っているのは湘南だが、松本の反撃が厳しく、むしろ松本ペースかなと思われた前半だった。1-1。

 後半は湘南がボールを持ち続けることになった。松本はなかなかボールを奪えない。しかしゴール前を固めて湘南のシュート数(14本)ほどには危うい場面が少ない。
 曹監督は藤田、大竹、熊谷と次々に交代選手を入れるが、反町監督はバランス重視かサビアのみ。試合展開は変わらず、松本は引き分けでよしとしたか、と思えた。結局、その後もスコアは動かず試合終了。

 湘南の足の衰えない攻撃に対して、一瞬でも隙があれば危うかったのだろうが、松本は隙を見せなかった。緊張感あふれる上位決戦だった。
 監督の駆け引きについては、アナウンサーと解説者が声高に話している割には、よくわからなかった。それよりも懸命に攻め、守っている選手達の姿をより詳しく伝えてほしかった、と思っている。

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