女子アジア杯 日本2-2オーストラリア 危うく負けるところだった

 先日のニュージーランド戦でアジア杯は大変そうだと書いたのだが、実際に大変でスリリングな試合になった。
 試合開始からオーストラリアに押されっぱなし。先制されたのは21分だが、それまでに5回ぐらい、あわやの危機があった。日本はボールを繋げない、前で収まらない、横パスがミス頻発でかっさらわれる。
 先制された場面では、ドリブルするフォードの前に立った岩清水がただ突っ立っているばかりで、左側(内側)を抜かれてしまったのが印象的だった。阪口がフォードの内側を並走しており、フォードが内側に入ってくるのは阪口が防ぐだろうと考えていたのだろうか。しかし阪口はフォードに振り切られ内に切り込まれ、岩清水は立っているだけになってしまった。

 35分、早くも吉良に代わって大儀見登場。大儀見の表情には疲労感があるように見えた。佐々木監督は後半から出したかったのだろうが、スクランブルだ。
 大儀見効果は絶大で、前でボールが収まり、途端にパスが繋がり、前へ押し上げられるようになった。日本の反撃が始まった。
 前半が終わり後半に入っても日本の攻勢は続いたが、64分、オーストラリアのカウンター。左サイドから中へボールを送られ、ゴール前2人のオーストラリアに対し日本は6人が寄ってたかってそれでもボールが取れず。ボールは右サイドに送られ、そこにフリーの鬼も十八番茶もデバナ。0-2。

 68分、日本は中島に代えて木龍。木龍得意のドリブルはオーストラリアディフェンスを混乱させ、その後の同点劇の遠因となった。
 69分、川澄が左サイドから低く速いクロス。ゴールキーパーに近すぎるクロスのような気がしたが、それが良かったのか。大儀見を背にしていたポルキンホーネのオウンゴールを誘発した。一点差。
 そして83分。川澄の左からのクロス。ペナルティエリア内で抜け出した大儀見が足で合わせてゴール。ついに同点に追いついた。
 その後の7分とロスタイム、双方に好機があったが得点にはならず、引き分けで試合終了。

 2点差にされた時にはどうなることかと思ったが、どうにか追いついた。それもこれも大儀見を前半途中でスクランブル発進させたおかげだ。危うく負けるところだった。
 先発で出てくるメンバーでどうにか機能してもらわないと大変なことになる。さて、吉良は次のベトナム戦以降は出てくるだろうか。

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