G大阪0-1浦和 ガンバは宇佐美待ちか

 シュート数はG大阪7に対して浦和は15。ポゼッション率は同等、いやG大阪のほうが高いぐらいに見えたのに、なぜここに大きな差が出来ていたのだろうか。
 結局、現在のG大阪にはシュートを打てる人間がいないということではないか。

 序盤からG大阪は相手ディフェンダーやゴールキーパーを追いかけまわしていた。ボールを持った西川を二人がかりで追った場面もあった。
 何をしているのだろうかと思った。あれほど追っていればあっという間に疲弊するし、浦和はそれらのチェックをあっさりかわしていた。追っていても連動性が低い。だからボールを奪ってショートカウンター、などという場面は無かった。
 宇佐美を欠いたG大阪は佐藤晃を一番前に置き、遠藤はフリーマンとして動いた。だが、どちらも得点力に乏しい。ボールを相手ゴール前に運んでより多くの好機を作り、誰かが点を取る。それしか勝ちようがない、とでも思っていたのか。序盤からもう焦りのようなものがあったのか。

 浦和の得点はコーナーキックからいくつかの偶然が重なってゴール前の槙野にボールがこぼれてきたものだった。G大阪にとって不運と言えば不運。だが、他の点の入りそうな好機という点では浦和のほうが多かった。原口、興梠、梅崎、李。得点王を争うほどではないが、それぞれに得点力がある。
 それに対して、G大阪は宇佐美への依存度が高すぎたのかもしれない。誰にどうやって点を取らせようとしていたのかわからないままだった。そのG大阪を浦和は後半、時にポゼッションしつつ、時にブロックを組みつつ抑えきった。

 宇佐美抜きのG大阪は何かの偶然がなければ点を取れそうな気がしなかった。浦和の順当な勝利だった。

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