U-17W杯 スウェーデン2-1日本 ポゼッションにはカウンター

 まずスウェーデンが日本をよく研究していたと思います。
 一番は、ボールは持たれる、それは仕方がない、というスウェーデン側の割り切りでしょう。グループリーグでは、これほどボールを持たれるとは思わなかった、と相手は驚いてくれました。しかしスウェーデンはボールを持たれるのがわかっているから慌てません。無理にボールを取りに行きませんし、結果としてボールを持たれ続けてもバランスが崩れません。つまり日本に心理的なアドバンテージがありません。
 人数をかけてスペースを埋め続けるという作業を彼らは90分続けました。日本はボールを持っても中にボールを入れられませんでした。

 それから目立ちませんでしたが、ゴールキーパー、モーリンのポジショニングが良かったです。
 枠内シュートは隅の方に飛んでもほとんど正面で捕えていました。クロスバーを少し超えたシュートの時は手の平がボールの真下にある。地味でしたが良いゴールキーパーだと思います。

 ポゼッションにはカウンターですね。スウェーデンの前半のカウンターは実に鋭かったです。あの大男達が速い速い。
 日本が前で押し込むと裏が広いのは道理です。一回のパスミスが致命傷になります。もちろんスウェーデンは狙っていたでしょう。
 2失点目、GK白岡がシュートを弾いたのは痛かったです。そう考えれば、GKとしてはモーリンが上でした。

 日本は引かれてスペースを潰された時に、それでもこじ開ける力が無かったと思います。
 後ろ向きで受けてターンするとか、ドリブルで突っ込んでいって相手を引きつけてボールを離すとか、ゾーンの中でボールを受けてパスをつなげるとか、もう一ランク上のプレーが出来ませんでした。相手のブロックの前を撫でまわすようなパス回しで終わってしまいました。

 スウェーデンはそれほど圧倒的に強いと思えた相手ではありませんでした。それだけにこの結果は残念です。

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