柴崎岳の体調不良による代表辞退

 7月17日の磐田戦で体調不良を訴えていた柴崎岳は、代表参加を辞退した。19日に緊急に徳永悠平が招集された。すでに東アジア杯の行われる韓国へ到着したという。

 いくつか思うところがある。
 真夏の四連戦はサッカー選手にとって過酷だっただろう。誰かが倒れても仕方がなかったのかもしれない。
 ただ、それはなぜ柴崎だったのか。今回招集された選手で彼以外に倒れた人はいない。
 青森県野辺地町出身とのことだから、あまり暑さに強くないのかもしれない。
 ただ代表に選ばれたということで、体調が悪いのに出場しなければ、活躍しなければ、と自分に無理を強いてしまった可能性もある。

 ふと思い出したのは内田篤人だ。
 2010年の冬、南アW杯の前に体調不良となった内田はそれまで代表の右サイドバックのレギュラーだったが、その後南アフリカW杯のピッチに立つことはなかった。
 柴崎も鹿島の変な伝統を受け継いだものだ、などと。
 さて、内田がシャルケに移籍したのは南アW杯の後だ。内田みたいな繊細なサッカー選手がドイツなどという異郷でやっていけるのか、と当時心配になった。
 その後どうなったか。これまでのチャンピオンズリーグで最も活躍した日本人選手は長友でも香川でも本田でもなく、内田である。心配は杞憂だった。
 さて、柴崎はどうか。

 柴崎はポスト遠藤などと言われている。遠藤が現役選手としては高齢なので、遠藤が代表を退いてから遠藤の位置を占めるのではないか、と多くのサッカーファンに思われている。
 このポスト○○というのもいい加減な言葉だ。ある選手が退き、誰かがその位置を占めた時には、もうポスト○○という言葉は使われなくなるからだ。
 誰も中田英寿のことをポストラモスとは言わないだろう?
 遠藤もポスト中田ではなくポスト小野ではなくポスト稲本でもなくポスト福西でもない。誰もそうは言わない。
 ただ、残念なのは、今回の代表辞退で、柴崎からポストなんとかという称号が外される機会をひとつ逸したことは間違いないだろうということだ。

 鹿島の柴崎が、日本の柴崎として認識されるのも、もっと後になる。
 いや、そんな時期は来ないかもしれない。わからない。内田の例もある。柴崎の今後について、今回の件から何事かを断じるのはまだ早いだろう。

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