女子代表 日本1-1ニュージーランド 宮間あや退場で暗転

 若返りを図ったアルガルベ杯で残念な結果に終わり、結局佐々木監督はW杯・オリンピックメンバー主体でこの親善試合に臨んだ。澤と宮間が中盤に入った。近賀・鮫島こそ怪我で不在だが、代わりに出たのは宇津木・有吉とお馴染みのメンバー。場所はベストアメニティスタジアム。有吉は佐賀県出身だそうで、そのあたりの配慮はあったかもしれない。

 前半から日本が優勢に試合を進めた。21分に大儀見が、有吉の斜め後ろからのクロスにファーで足を伸ばしてゴール。雨でボールコントロールは苦労していたようだが、そのまま勝ちそうだなと思われた。2-0とか3-1とか。
 ところが29分、45分と宮間が警告を受けて退場してしまう。29分は斜め後ろからハーンを倒してしまったもの。ボールに足が行っていたからいささか厳しい判定だった。45分はボールを取りにきたホイルを倒したもの。これはボールに足が届いていない。届かない、と思って足を引っ込めたが間に合わず相手の足に当たって払ってしまったという印象だ。こちらの判定は妥当だろう。
 どちらもボールに届きそうだと宮間は判断していたのに、実際にスライディングしてみたら十分に足が届かなかったという点で共通している。雨で判断が狂ったか。

 宮間のいない後半から試合は暗転した。10人になったということだけではない。澤は怪我を抱えていたらしくその後の欧州遠征でメンバーから外れたが、この日の調子はよくなかった。あまりボールに関わらず59分に田中明と交代。宮間も澤もいなくなり、日本はディフェンダーが奪ったボールを前線まで運べなくなってしまった。宇津木も有吉もレギュラーではなくサイドからのビルドアップも思うにまかせなかった。というわけで一人で前に残った大儀見は孤立した。攻撃がまるで形にならない。
 受けに回った日本は耐える展開になってしまい、83分ついに耐えきれず右クロスからロンゴに決められてしまう。
 1-1ですんでよかったと言えるくらいの後半だった。

 澤・宮間が万全の形でいないと厳しい。次世代センタープレーヤーが育っていないことを如実に示したニュージーランド戦だった。

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