工藤と東の代表選出

 親善試合のブルガリア戦(5/30)と最終予選のオーストラリア戦(6/4)の日本代表メンバーが選出された。

GK: 川島・西川・権田
DF: 駒野・今野・栗原・伊野波・長友・内田・吉田・酒井宏・酒井高
MF: 遠藤・憲剛・長谷部・細貝・本田・高橋
FW: 前田遼・岡崎・ハーフナー・乾・香川・清武・工藤・東

 このうち川島、西川、酒井高、本田、岡崎、工藤は所属チームの試合が終了した後に合流、とある。オーストラリア戦に近い時期まで試合があるということだ。川島は5/26にベルギーリーグのプレーオフ最終戦、西川と工藤は5/29に広島-柏戦、酒井高と岡崎はドイツ杯の決勝が6/1、本田はロシア杯の決勝が6/1にある。酒井高と岡崎と本田は時差の問題もあるし、オーストラリア戦のコンディションが不安なところだ。
 そのあたりの日程の問題があって、26名と多めの選出となったようだ。あるいは本田と長友の怪我からの回復具合も気になっていただろう。特に本田はロシア杯に出たら疲労回復の点で不安だが、出なかったら怪我からの回復の点でもっと不安だということになる。

 さて、今回工藤と東が選出されたことが話題になった。工藤は呼ばれること自体が初めて。東は代表候補合宿に呼ばれたことがあるだけだ。

 工藤についてはこのところJリーグでもACLでも順調に得点を重ねていて、代表待望論が高まっていた。ポスト役が得意なわけではなく、どちらかというとディフェンダーとの駆け引きに長けていて飛び出しを得意とする、ワンタッチゴーラーというイメージを持っていた。呼ばれ続けている前田遼よりも、Jリーグでの実績がありながらなかなか呼ばれない寿人のプレーに近い。ザッケローニが工藤を呼ぶかどうか疑問に思っていた。
 新規に呼ばれるとしたら豊田あたりがザッケローニ監督の好みかな、と思っていたのだが、豊田はザッケローニ監督が見に来た試合で活躍できなかったようだ。たまたまの一試合が運命の岐路になったのだろうか。

 東はロンドンオリンピック代表でもあり、よく名前が知られている。昨年まで大宮で活躍していたが、今年からF東京に移籍した。F東京ではこのところ千真が多くの得点を上げているが、それには東が前でボールを引き出すとともに千真が動けるスペースをうまく作り出しているのが大きい。大宮が首位だから東が出ていったのはどうなのか、と言う向きもあるだろうけれども、私は東がF東京のポゼッションサッカーにうまく嵌って一段能力を上げたなと思っている。もっとも東の位置は二列目か1トップ1シャドウのシャドウ側。代表にはその位置で活躍する選手が多くいるので東の選出には工藤以上に驚いた。本田が出られなかったら、という懸念があるから東を、とザッケローニ監督も言っている。これも運だろう。

 ザッケローニ監督は代表に定着するまでの実力はまだ、ということを言っているので、オーストラリア戦までのお試しで終わる可能性が高い。二人とも一分でも出られたらもうけものぐらいだろう。
 もっとも前田遼の調子が上がらないままでは工藤が定着する可能性もある。本田の様子によっては東が定着してしまう可能性もある。代表の緊急事態を望むものではないが、彼らの活躍を見たい気もしている。さて、どうなるだろうか。

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