ヨルダン戦の普通の感想

 試合開始時、ヨルダンはまだ明るかった。
「ヨルダンは昼だが、日本は……」
「その先は言うなよ」

 ヨルダンの監督によれば日本時間夜11時キックオフは日本側の要望とのこと。
 日本側というより日本の広告代理店さんの要望か。
 夏でなくて良かったが、灼熱の時期の中東だったとしてもこの手のごり押しをしたのだろうかと思うと、引っかかるところだ。

 二列目は清武、香川、岡崎。
 結果があれだったから憲剛トップ下のほうが良かったという意見があるかもしれないが、このメンバーで好機が作れていたから間違っていたわけではないだろう。

 だが好機が何回あっても点が入らない。
 前田の決定機が二度。ゴールキーパー正面とクロスバー。前田のスロースターターぶりはデスゴールがらみで有名だが、まだ本調子ではないのか。微妙なキレの問題なのだろう。ヘディングを打つ時に体をひねる際のスピードがコンマ何秒ずれてるとか。

 ヨルダンのゴールキーパーのシャフィが大あたり。
 前田の鋭いシュートを正面で受けていたりするうちに、シュートのスピードに慣れてきたのではないか。

 ボールがはねるようにころがるピッチで、しっかりボールをつないでいた日本代表は偉い。
 そのピッチでふつうにドリブルしてくるヨルダン代表も偉い。

 前半終了間際、コーナーキックからバニアテヤのヘディングシュートでヨルダン先制。
 バニアテヤのマーカーが岡崎。
 素晴らしいヘディングだったんだが、なぜ、あれほど素晴らしいヘディングをする選手のマーカーが岡崎だったのだろう。もっとごつい奴が対応すべきではないか。ちゃんとスカウティングをしていたのかと疑問に思う。
 バニアテヤのマーカーが岡崎なのを見てそこにキッカーが蹴り込んだ、というならキッカーのディーブをほめるしかないが。

 左サイドが駒野ではなく高徳だったのは、セットプレーでの高さ対策もあったのだろうか。

 イラン人の主審はやたら流す人。いわゆる中東の笛ではなく、全然ヨルダン有利ではなかった。イランは中東は中東でもアラブではなくてペルシャ。日本人は中東をいっしょくたにしたがるがそう単純なものではないらしい。

 後半の失点場面で思い出したのは比嘉対ルコキ。あるいはついこの間の中澤対キリノ
 吉田がファウル覚悟で止めればなんということもなかった。この日の主審は流しまくりだったからあの場面で足をかけてもレッドカードは出さない。
 その前に高徳がボールを取られるのが悪いのだが。
 もっと悪いのは、高徳がボールを取られた後、吉田にまかせっぱなしでちんたら走っていたこと。長友なら全速力でゴールマウスに向かっていただろう。長友不在が痛かったのはこの時。
 今野も内田もゆっくり走っていた。吉田の責任が一番重いが、吉田ばかりの責ではない。

 後半消えてきた前田遼に変わってハーフナーマイク投入。マイクはポストが格段にうまくなったのだが、それを周囲が生かせていない。以前のマイクは人のいないところにボールを落としていた。今回はマイクがせっかく良い所に落としてもそこに走り込む人がいないという感じ。

 一点返した時の清武のパスと香川の飛び出しは素晴らしかった。

 内田が倒されたとされてPK。これが遠くからのカメラだと足をかけたように見える。しかし、アップにすると全然足はかかっていない。まあ、普通の審判ならよほど近くで見ていない限りPKを取るだろう。
 遠藤のPKはヨルダンのゴールキーパーが見事。だがもう少し助走したほうが、シャフィは飛ぶタイミングがつかみずらかったのではと思う。
 遠藤がコロコロPKをしなくなったのは、PKをまさに蹴ろうとする時のキックフェイントは禁止、とかいう話が出てきたからではなかったか。

 川島や遠藤へのレーザー照射は、サッカー界全体が真剣に考えて根絶に向かわないといけない。まずFIFAの宣言を望む。

 駒野投入は高徳の疲労よりもクロスの精度を考慮したのだろう。
 ここまでくると、憲剛を出している場合ではない。
 とはいっても乾を入れるタイミングは遅すぎ。

 次回は6月のオーストラリア戦。同日にオマーン-イラク戦。
 日本がオーストラリアに負けてしょんぼりしたところでオマーンとイラクが引き分けて日本W杯出場決定、ということもありうるのか。
 さぞかし盛り下がるだろうが、ありそうな話ではある。

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