日本3-0ラトビア 勝てる相手に確実に勝つ

 そもそもこのラトビア戦がなんで組まれたのかどんな意味があるのか、という話がある。
・Aマッチデーをスルーするのがもったいない
・ヨルダン戦を前に代表のやりかたを復習させたい
・ここで金儲けしとかないと遠征費も出せないし、スポンサーも満足させないといけない
 そんなところだろう。
 ラトビアを呼ぶのにいくらかけた、という 情報も出ているが、そのぐらいのお金で来てくれる相手を探したということだろう。もっと強そうな相手だと日本までそう簡単には来てもらえまい。
 ヨルダン戦がターゲットというなら、ミッションは勝てる相手に確実に勝つこと、であろうから、悪くない相手だ。

 ラトビアは引いて守って、日本があの手この手で迫っても集中してスペースを埋めていた。その点では中東の国を相手にしているようでもあった。実際、崩すのに苦労した。
 しかし、攻撃はものたりなかった。カウンターは出来ない。ビルドアップも出来ない。日本まで遠くからやってきてコンディションが悪かったのか。今回の日本代表も大半は欧州から来ているのでコンディションが良いはずはないのだが。
 ただ、ラトビアが攻撃しようとした時、日本の代表選手達は出足鋭くインターセプトしたり、ボールホルダーに纏わりついて奪ったりしていた。日本選手の特長にアジリティ(敏捷性)を上げる人は多いが、そのアジリティは攻撃よりもむしろ守備に発揮されていた。

 前半は苦しみながらも、内田のシュートのようなクロスに岡崎が反応し、決して長くない足を伸ばして当てて先制。
 全然美しくはないが岡崎らしいゴールだった。

 後半、細貝と清武に代えて遠藤・前田遼を投入。レギュラーが入った途端に流れが良くなった。遠藤が入って前へ前への一本調子だった攻撃にタメとバリエーションが加わった。前田遼が出たり消えたりすることでゴール前にスペースが出来た。
 香川→本田で美しく二点目。話題の二人で点を取った所に意義がある。
 相手が気落ちした所に岡崎が裏に抜け出しゴールキーパーをかわして三点目。シュートの打てそうな所にボールを送れば岡崎が突っ込んでくる、というコンセンサスが代表ではできている。シュトゥットガルトではどうしてそういうやり方をしないのか。

 というわけで首尾よく勝てる相手に確実に勝った。
 ミッション達成。まあ、よろしかったのではないだろうか。

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