U-20女子 日本1-0アメリカ、日テレベレーザ0-1INAC神戸

U-20女子 日本1-0アメリカ 容易には勝てない

 ボールテクニックに優れた日本が概ねボールを持つ展開となった。この年代でもアジリティの日本とパワフルなアメリカという構図は変わらない。ただ、この年代のアメリカ代表はそれほどごりごりとパワーを押し出しては来なかった。U-20本番はまだ先で、これは親善試合。そこまで本気を出すことはないということか。それともアメリカもテクニックを磨く方向に舵を切っているのか。
 日本が概ねボールを持っているのだが、アメリカも中を固めてきて、なかなかペナルティエリア内に入れない。外から中へ切れ込んでミドルシュート、が多いのだがアメリカのゴールキーパーが弾きだしてしまう。ペナルティエリア内に入り込むのがうまい京川がいれば、少し違ったかもしれない。
 アメリカはボールを持つと速攻が主体。そこは日本ゴールキーパー池田が一対一を止めたりして活躍した。アメリカの出場選手に黒人が何人かいた。アメリカは女子サッカークラブの送り迎えに車を使うので、それが出来る階級の家庭でないとサッカーが出来ない、と聞いたことがある。そのあたりが変わってきているのか、それともあるていど余裕のある家庭で育った黒人選手なのか。アメリカは人種のるつぼなのだから、代表選手も多くの人種が混交していたほうが自然だろう。
 日本の得点は後半36分。途中出場の西川がミドルシュート。GKが弾いたボールがクロスバーに当たって跳ね返ったところに詰めていた田中陽子が蹴り込んだ。ようやくこじ開けた。
 一点取ってからも日本は攻め続けた。この判断がどうだったか。アメリカはカウンター主体。一度、池田が飛び出したヘイズのシュートを弾き、そのボールが無人のゴールに吸い込まれそうになったが、木下が蹴りだした。アメリカの決定機は何度もあったのだが、シュートがそれほど正確でなく、それに助けられた。
 苦労したが、この年代で勝てたことは、若い彼女たちにとって、自信になるだろう。


日テレベレーザ0-1INAC神戸 先の見えない熱戦

 6月10日の試合だが、印象的だったので書いておきたい。
 国立競技場では16,663人を集めた。試合前、INACが勝ち点22、日テレが20。文字通りの頂上決戦だった。
 日テレには有吉、岩清水、阪口、原、木龍、永里亜、岩淵、INACには海堀、近賀、田中明、大野、澤、チソヨン、高瀬、川澄らがいる。それから、INACに加入したばかりのゴーベル・ヤネズが3トップの真ん中に入った。
 日テレが阪口らの展開から原・木龍がしかけて永里亜・岩淵がゴールを狙う。INACは澤が走り回りヤネズがキープし、大野・チ・高瀬・川澄が次々とゴール前に入っていく。
 どちらが勝つのだろうとわくわくしながら見た。他のINACの試合では、INACが強すぎて勝敗への興味がほとんどない。しかし、これはどちらが勝つかわからない、展開が読めない試合だった。
 しかし、切れたドリブルを見せていた岩淵が右足を痛めて途中退場。攻撃手の一人を失って天秤はINACに傾いた。
 INACの得点は60分。左サイドでボールを受けた川澄が有吉を抜ききろうとしたところ、有吉に腕をたぐられて倒れPKを得た。このPKが決まって決勝点になった。あとは守りきってINAC勝利。
 それにしても面白かった。見る価値があるサッカーがここにあることを、女子サッカーリーグが示してくれた。

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