日本3-1アイスランド くるりん投げ

  まずはアイスランド選手の前転スローイングから。
 名称はハンドスプリングスロー。
 考案者は現杭州緑城ヘッドコーチ、小野剛。筑波大時代に考案したとのこと。
 今回投げたのは後半頭から投入されたソルステインソン。
 アイスランド人は一般に男性は「ソン」女性は「ドッティル」がつく。永里優季のチームメイトのアイスランド人にもドッティルがついている。

 これらの情報があっという間にネット上を駆け巡った。 
 私自身はものすごく久しぶりに見た気がする。前に見たのがいつどこでだったか思い出せない。十年以上前の高校サッカーだったか。
 くるりん投げのおかげで、いっぺんにアイスランドが身近な国になった気がした。

 アイスランドはベストメンバーではない、という情報が伝えられていた。
 聞けば春秋制の国であるらしく、日本同様、コンディションはよろしくないことが想像された。
 FIFAランクは103位。あまり強くない。
 日本も新戦力発掘とコンディション調整が目的のようなものだから、遠く日本まで来て相手をしてくれるだけでもありがたい。
 ただ、FIFAランクがアジア最終予選のシード順に関係するという話もあるので、きっちり勝っておいたほうがよろしかろう。

 試合は開始早々に槙野のクロスから前田のヘッドが決まって日本が先制した。
 録画を見たら、前田のマークをしていた5番ヨンソンが全然競っていない。せめて跳んでくれんかなと思う。
 先制されてもアイスランドは前に出て来ない。日本も無理に攻めない。
 柏木は空気だった。大久保も漂っている感じだった。駒野が目立たなかったのは、槙野が張り切って上がっていたからバランスを取ったのか。

 後半、柏木に替えて憲剛、大久保に替えて田中順が入った。これで日本は活性化した。特に遠藤がいる時の憲剛は毎回高いパフォーマンスを示している。後半からはアイスランドも前に出て打ち合いにきたので、面白くなった。
 後半8分、憲剛のスルーパスに飛び出した藤本がゴールして二点目。
 後半34分には、憲剛のフリーキックを受けた槙野がボレーシュートで倒れた後に押し込んだ。いずれも代表初ゴール。
 後半ロスタイムには槙野がPKを与えて1点を返された。この日、大張り切り大活躍の槙野だったが、反省点も残したといったところだろうか。
 田中順は惜しいシュートがあった。右足のシュートも練習してほしい。

 それよりもなによりもハンドスプリングスローだ。
 親善試合らしく、アイスランドと善く親しむことが出来た。楽しい試合だった。

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