U-22 日本2-1エジプト 重々しい試合

 この日、8月10日はイスラム教のラマダン(断食月)に当たっており、先発11人中8人が前日午前2時以降に飲食をしていなかったそうだ。

 トップ下に起用された山田直樹が大活躍した。山田直は原口の負傷離脱で呼ばれたので、文字通り怪我の功名となった。逆転ゴールを決めた永井の速さも素晴らしかった。一方で前半早々に失点し、相変わらずディフェンス陣は不安を露呈した。
 と、書いてしまえば感想もほぼ終わりだ。それ以上の事はあまり出て来ない。なんだか、重々しいまま終わってしまったと感じている。

 ラマダン中でコンディションのよくないエジプトは、前半に逆転された後も前に出ては来なかった。後ろで待ちかまえていた。
 それに対して日本は慎重だった。ボールを失わないことを重視して後ろでパスを回し、ゆっくりとビルドアップした。前が詰まっていると思えば迷わず後ろに下げた。
 好機は時々あったが、相手のディフェンスの数が揃った所ではなかなかこじ開けられなかった。
 エジプトはボールを奪えば前に出てきたが、体にキレが無く日本はわりと簡単にボールを奪い返すことができた。しかし、そこから日本は慎重に攻め、(以下繰り返し)。

 相手が出て来ないのなら、引いた相手をどう崩すかという点でチャレンジしてほしかった。しかし、それよりも「勝ち癖をつける」ほうを優先したようである。相手が積極的でないところに合わせてしまった。それが重々しくなってしまった理由だ。

 そんなラマダン中の国と試合をしても、と一瞬思った。だが、それよりもそんな時期でも日本に来てくれて、ある程度真剣に戦ってくれたことに感謝しないといけない、と思い直した。震災以来、協会はマッチメークに苦労していることだし。
 エジプトのハニ・ラムジ監督は、二月に再び今度はエジプトで戦いたい、と語ったそうである(サッカーキング)。二月は日本のシーズンオフだし、オリンピック出場権がどうなるかで難しい面はある。しかし、その時期のほうが今回よりも面白い試合になりそうである。

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