U-17 日本2-3ブラジル 個人技の差か?

 芝が悪かったのは確かに不運だった。ボールが繋がらない。つまらないパスミスが次々に出て中盤が成り立たなかった。
 しかし、彼らが年代別代表、さらにはA代表に出場するというなら、あの程度の悪い芝は今後もついて回る。無理矢理芝を植えた砂漠の中東、草が生えにくい中央アジア。あるいはスコールのあとの泥田のようなピッチに東南アジアで出会うかもしれない。
 南米も欧州もサッカーが強い国になるほど悪いピッチを苦にしない。これほど芝の質に左右される代表は日本の他にどこがあるだろう。

 敗戦の原因として、ブラジルの個人技をあげた人が多かった。彼らは芝を苦にせず繋ぐ所は繋げていたし、機を見てドリブル突破を仕掛けてきた。
 私もずいぶんサッカーを見るようになってきたから、誰かがドリブルで仕掛けてきても「ああ、ここで止められる」と感覚的にわかる時がある。でも、今回はそれを何度も外した。ブラジルの二点目など、ボールが左サイドにあった辺りから、三回か四回、「ここで止まる」と思ったが止まらなかった。ちょっとした切り返しに振り切られもした。
 日本のディフェンダーよりも相手がうまいということなのだろう。
 だが、抜かれそうになったところでイエローにならない程度のファウルで止める、というマリーシアは日本には無かった。日本では誰も教えないから。
 うまくまとまらないのだが、個人技の差、という言葉に納得したくないのだ、私は。

 日本の一点目は美しかった。右サイドから綺麗に崩した。ハポンコールが聞こえた。ああした点の入れ方がメキシコ人は大好きなのだろう。
 3点取られてから、日本は猛反撃したわけだが、
「3点も取られたのだから、もう点を取られることを心配しなくていい」
という心理があったのかもしれない。この辺りのことは当事者の選手に聞いてみたいところだ。

 ところで高木豊氏の指摘、息子がペナルティーエリア付近でファールアピールをしていた一瞬で、云々って、原文は何なんだろう。

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