カタール2-3日本 勝敗の綾についていくつか

1)マヤ……恐ろしい子!
 日本代表のアジア杯は麻也で始まって麻也で終わるのかと思った。終わらなくて良かった。
 簡単に言えば吉田麻也はカタールのエースフォワード、セバスチャンとの戦いに敗れたのだ。最初の一点目、ゴール前で麻也はセバスチャンの前に立ちながら切り返し一発であっさりマークを外され失点した。それが頭に残っていたのかもしれない。ファウルでないとセバスチャンを止められなくなっていた。その結果が警告累積退場だ。
 一枚目は厳しい判定のような気がするが、二枚目の警告の判定は妥当なものだ。日本を十人にして二失点目のきっかけを作った。この試合を劇的なものにしたのは、もちろん麻也の功績である。

2)川島のポジショニング
 一失点目は川島には同情の余地がある。しかし、二失点目、直接ニアをぶち抜かれたのは川島にポジショニングの問題があったからだろう。もう一歩前に出ていれば防げた失点ではないか。
 恐らく川島は中で合わされるのを警戒していたのだろう。あるいはファーにフリーキックを飛ばされたら味方が10人でマーカーが足りているのか、などとそちらに頭がいっていたのかもしれない。

3)線審の判定
 一失点目のセバスチャンの飛びだしはオフサイドくさい。一得点目の岡崎もオフサイドくさい。と思ったが、両方とも何度もスローを見た限りではオフサイドではない。
 何度も見ないとわからないくらいきわどい。

4)香川の得点
 一点目は98%岡崎だが。
 香川はドルトムントで派手に活躍しているからマスコミが香川香川得点得点とうるさい。しかし、これまでの香川は代表実績があまりなかったから、私はあまり期待していなかった。相手が警戒して囮になればくらいに思っていた。
 恐れ入りました。

5)日本の得点パターン
 ゴール前でごちゃごちゃして、クリアが入るかなと思われた瞬間にボールが裏に出て香川が飛び出して、というパターン。
 カタールディフェンスより足元の技術で日本攻撃陣が上回っていたんだろう、だから香川が飛びだすまでボールを繋げられた、と思う。
 ああしたごちゃごちゃした点の取り方が、もう少しレベルの上がった韓国やオーストラリア相手に出来るかというと疑問だ。

 それにしても凄い試合だった。ザッケローニ監督は興奮して寝られなかったそうだが、私も眠れなかった。
 アジア杯ではこうしたわけのわからない混乱した試合が多い。それはアジアの人がわけのわからない混乱した状態でも容認してそのまま生活できてしまうからか、などと考えてみたり。

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